WirelessWire News Technology to implement the future

by Category

悲喜こもごもの「第2回AKBドラフト会議」:47名中24名を指名!

Everything they got they earned, everything they will get they deserve

2015.05.15

Updated by Hitoshi Sato on May 15, 2015, 11:57 am JST

AKB48グループの13チームの代表メンバーたち、そしてドラフト会議オーディションを勝ち抜いた47名の候補者が有明コロシアムに一堂に会し、「第2回AKB48グループ ドラフト会議」が2015年5月10日に開催された。ドラフト会議はNOTTVやCSファミリー劇場でも中継していた。

2015年3月のオーディションに合格後、厳しいレッスンを積んできたドラフト候補生は、4月には各劇場で前座を務めるなど、この日の為に備えてきた。一方、各チームも、今回から導入されたスカウトマンをレッスン場に派遣し情報収集するなど、着々と指名の準備を進めてきた。

そして、いよいよ運命のドラフト会議本番を迎えた。候補生は先輩たちの楽曲でパフォーマンスし、これまでのレッスンの成果を必死にアピール。各チームメンバーも、ダンススキルや表情を真剣にチェック。質疑応答でも、積極的に質問が飛び交っていた。

1巡目では、3チームの重複指名を受けた候補生が2名も出る白熱ぶり。チームA、N、BⅡが重複指名した樋渡結依さんを、チームAの島崎遥香さんが前回同様「ヒキの強さ」を見せつけ、チームAが交渉権獲得した。

20150514-sato-1©AKS

20150514-sato-2©AKS

また、第1期生オーディション中で新潟を拠点に活動するNGT48は、北原里英さんと柏木由紀さんが「即戦力」をテーマに、バイトAKBの経験のある2名(西潟茉莉奈さん、荻野由佳さん)を重複なく指名し交渉権を獲得した。急遽参加が決まったNGT48だったが、北原キャプテンも満足のいく結果となった。

20150514-sato-3©AKS

第1回ドラフト会議では29名中20名が指名を受けたが、今回の第2回は47名中24名が指名を受ける結果となった。指名を受けた候補者は、今後、指名した各チームとの交渉・調整を経てチーム研究生としての加入が正式に決定し、その後は正規メンバーを目指して活動することになる。交渉の結果については、今後AKB48のオフィシャルサイト等で発表していく予定。ドラフト指名され、チームが決定した候補者は各チームに「研究生」と加入し、正規メンバーへの昇格を次の目標としていく。

▼指名をうけたドラフト生と高橋総監督と横山次期総監督

20150514-sato-4©AKS

『第2回AKB48 グループ ドラフト会議』は、AKB48/SKE48/NMB48/HKT48のチームキャプテン(SKE48はリーダ)と各劇場支配人、ドラフト生をスカウする「スカウトマン」(それぞれのチームメンバーから選出)で協議の上、候補者の中から、自分たちのチームに必要な人材を指名し、新たなチームメンバーを決定するイベント。

今回のドラフト会議では、ドラフト候補生47名中24名が指名され、交渉権を獲得した。ドラフト会議は見ている方がドキドキしてしまう。1人の候補者に複数のチームからの指名が重複することによって抽選になることもあるが、どこのチームからも指名が上がらない候補者もいる。指名される候補者、されない候補者、交渉権を獲得できるチーム、できないチーム。まさに会場は「悲喜こもごも」である。今回指名されなかったメンバーも次のチャンスを目指して頑張ってもらいたい。AKB48グループのメンバーにも1回のオーディションで合格しないで、何回も受けて合格したメンバーも多数いる。人生なんてそんなものなんだろう。いつどこでどうなるか、わからないから面白い。

そして指名されたメンバーもこれからが本番。新しいチームでのそれぞれの活躍が期待される。

20150514-sato-5©AKS

20150514-sato-6©AKS

20150514-sato-7©AKS

 

▼ドラフト会議後のNMB48チームNキャプテンの山本彩さんのTwitter

「貫禄すらあるNをフレッシュさで 圧倒してほしいっす!! 私達も沢山刺激もらえそうやし 早く一緒に公演とかしたいな(*^^*)」ともつぶやいている。

▼ドラフト会議結果
20150514-sato-8

▼ドラフト会議後のNGT48のキャプテン北原里英さんのTwitter

 

WirelessWire Weekly

おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)

登録はこちら

佐藤 仁(さとう・ひとし)

2010年12月より情報通信総合研究所にてグローバルガバナンスにおける情報通信の果たす役割や技術動向に関する調査・研究に従事している。情報通信技術の発展によって世界は大きく変わってきたが、それらはグローバルガバナンスの中でどのような位置付けにあるのか、そして国際秩序と日本社会にどのような影響を与えて、未来をどのように変えていくのかを研究している。修士(国際政治学)、修士(社会デザイン学)。近著では「情報通信アウトルック2014:ICTの浸透が変える未来」(NTT出版・共著)、「情報通信アウトルック2013:ビッグデータが社会を変える」(NTT出版・共著)など。

RELATED TAG