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データで見る通信市場

2015年度の公衆無線LANサービス、2011年度の3倍の市場に、M2Mも約3倍に

2011.12.28

富士キメラ総研によると、公衆無線LANサービス(通称ホットスポットサービス)の2015年度の市場規模は131億円と予測している。2011年度の見込みが46億円の予測なので、4年で3倍弱の市場になると見込んでいる(図1)。

このサービスは駅や空港、ホテル、街中の店などで、インターネットに接続できる環境を提供するワイヤレスブロードバンドサービスだ。サービス利用端末の中心はノートPCだったが、可搬性が低いことなどから需要も限定的で、市場は伸び悩んでいた。しかし、無線LAN機能を搭載し、可搬性が高いスマートフォンやタブレット端末が普及しはじめたことでサービス利用者が増加している。

▼図1:公衆無線LANサービス市場(日本)
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M2Mサービスの2015年度の市場規模は587億円と予測している(図2)。2011年度の見込みが196億円の予測なので、こちらも4年で約3倍の市場になると見込んでいる。M2Mサービスとは、携帯電話、PHS、WiMAXといった通信モジュールを搭載した機器同士のワイヤレス通信サービスで、ここでは主に法人市場で利用されるものを対象とし、市場は機器間のデータ通信に利用される通信サービスの利用料金のみを対象とした。

市場は自動販売機やエレベーター、コピー機、運行管理を目的とした車載器に通信モジュールが搭載されるようになり拡大してきた。電気やガス、水道などのメーター検針や決済端末などでの利用も増加していることに加え、近年は通信速度が向上していることや通信モジュールの小型・軽量化、省電力化といった技術革新によりアプリケーションが広がっており、市場が拡大しているとのことだ。

▼図2:M2Mサービス市場(日本)
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衣袋 宏美(いぶくろ・ひろみ)
アクセス解析とネット視聴率を使うWebアナリスト(webanalyst)。株式会社クロス・フュージョン代表取締役、アクセス解析イニシアチブ副代表、デジタルハリウッド大学院客員教授、ネットレイティングス株式会社フェロー。著書・訳著に「インターネット視聴率白書 2008-2009」「Webアナリスト養成講座」(いずれも翔泳社)がある。
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