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世界の話題

【図・グラフ】OSアップデートから取り残されるAndroidスマートフォン

2011.10.31

発売から時間がたったAndroidスマートフォンのサポート状況をまとめた図表が公開され、一部のIT系ブログなどで話題となっている。

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[出典:theunderstatement]

マイケル・デガスタ(Michael DeGusta)氏というブロガーが米国時間26日に公開したこのグラフは、米国で2010年6月までに発売されたAndroid端末18機種、それにiPhone4機種のOSサポート状況をまとめたもの。サポートにはメジャー・アップグレードとセキュリティ・パッチのリリースを含む。

デガスタはAndroid端末に関する主なポイントとして、以下の点を挙げている。


  • 発売時にすでに世代遅れとなったバージョンのOSが搭載され、その後もアップグレードがリリースされていないもの:18機種中7機種
  • 発売後数週間で次のバージョンのOSがリリースされたもの:18機種中12機種
  • 発売後1年以内にサポート(=セキュリティ)アップデートの提供が停止となったもの:18機種中11機種
  • 2010月12月に発売になったバージョン2.3「Gingerbread」では動作しないもの:18機種中15機種
  • 11月からリリースがはじまる最新バージョン(ver. 4.0)「Ice Cream Sandwich」(ICS)が提供されない可能性があるもの:18機種中少なくとも16機種

デガスタ氏はAndroid端末にこうしたサポートのばらつきが見られる理由について、iOSに比べて複雑なアップデートの経路 - iOSではアップル(Apple)から直接ユーザーに渡るのに対し、AndroidではOSを開発するグーグルから端末メーカー、携帯通信事業者を経てユーザー(の端末)に届くという違いに起因するものとしている。同時に、端末メーカー各社には一旦売れた端末をアップデートするインセンティブがないことも理由のひとつではないかと推測している。

同氏によると、たとえばT-モバイル(T-Mobile USA)が販売した「Samsung Behold II」では発売時点で次期バージョン2.0「Eclair」へのアップデート予定があったにもかかわらず、後にサムスンがこの予定をキャンセルしたといったケースや、モトローラ(Motorola)がベライゾン(Verizon Wireless)向けに出した「Devour」では1世代前のOSが搭載されて発売され、発売から1年後には(契約期間中であるにもかかわらず)OSのバージョンが3世代遅れになっているという。

米国でも日本と同様、端末購入時の割引は携帯通信事業者との2年契約が条件という場合が専ら。そのため、ユーザーに対して、端末購入時から最低でも2年間は最新バージョンのOSを利用できるようにする必要があるのではないか、とデガスタ氏は述べている。また、スマートフォン利用者の急増が続くなかで、セキュリティ・パッチがタイムリーのリリースされないことから生じるリスクも高まるとしている。


【参照情報】
Android Orphans: Visualizing a Sad History of Support - theunderstatement
Want OS Updates? Go iPhone, Android Leaves Users in the Lurch - ReadWriteWeb
Android fragmentation gets visualized [infographic] - BGR



三国大洋(スタッフライター)

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