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ラウンドテーブルトーク

日本のLTEエコノミーの行方は3社の本気にかかっている
-3.9Gへの移行期を生き抜くための各社の戦略を、そのふところ事情から読み説く-

世界的に3.9Gの本命はLTEにほぼ決し、各国で今年後半から続々と商用サービスが開始される。そのような情勢の下で、日本の上位3キャリアであるNTTドコモ・KDDI・ソフトバンクモバイルの3社はどのような戦略をとるのか。

WirelessWire Newsでは、このテーマを取り上げるにあたり、去る6月2日、ラウンドテーブルトークを開催した。各社の「2010年3月期決算発表」という、まさに懐事情から、各社に「できること」「できないこと」を読み解き、この先どう生き残ればいいかを、現役のアナリスト、コンサルタント、ジャーナリストが指南する。

座談会開催日:2010年6月2日 / 於:WirelessWire News編集部  編集:WirelessWire News編集部

山科 拓氏

山科 拓氏(やましな・ひろし)
シティグループ証券株式会社 株式調査部 通信・インターネット担当アナリスト

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証券アナリストとして10年以上に渡って日本の通信、インターネット、IT、ソフトウェア、メディア、ゲーム業界などを担当。ソフトウェア企業でCFOを務めた経験も有する。2007年7月よりシティグループ証券でアナリストとして通信・IT・インターネット業界を担当している。

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梶本 浩平氏

梶本 浩平氏(かじもと・こうへい)
外資系金融機関通信セクター担当アナリスト

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NTT移動通信網株式会社(現、株式会社NTTドコモ)にてiモードの初期開発メンバーとしてサービス立ち上げに従事した後、海外通信事業者との資本提携業務に携わる。2007年9月より、みずほ信託銀行調査役・シニアアナリストとして通信・インターネット・電子部品のセクターアナリストとして従事した後退職。2008年11月より現職。

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石川 温氏

石川 温氏(いしかわ・つつむ)
ケータイジャーナリスト

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日経ホーム出版社に入社し、月刊誌『日経Trendy』編集記者に。ケータイ業界を中心に、ヒット商品、クルマ、ホテルなどを題材に記事を執筆。2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界はキャリア、メーカー、コンテンツプロバイダーなど幅広く取材。

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クロサカタツヤ氏

クロサカタツヤ氏(司会進行)
クロサカタツヤ事務所代表・株式会社 企 代表取締役

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慶應義塾大学・大学院(政策・メディア研究科)在学中からインターネットビジネスの企画設計を手がける。三菱総合研究所にて情報通信事業のコンサルティング、次世代技術推進、国内外の政策調査・推進プロジェクトに従事。2007年1月に独立し、戦略立案・事業設計を中心としたコンサルティングや、経営戦略・資本政策・ M&Aなどのアドバイス、また政府系プロジェクトの支援等を提供している。

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ラウンドテーブルトークの読み方

  • ラウンドテーブルトークは、4つの切り口で読むことができます。
    ・キャリアごとに読む
    ・発言者ごとに読む
    ・キーワードごとに読む
    ・発言順に読む
  • タグをクリックすると、該当する発言の見出しだけを抽出して表示します。
  • 興味のある見出しを選んで読んでください。
  • 各発言のページからは、発言順に読んでいく他、同一キャリアに関する発言・同じ発言者の発言・同じテーマの発言を選択して読むことができます。
苦しい中でも3.5G化への投資が必要 大量トラフィックに責められていよいよ我慢の限界 大規模トラフィックで勝負できるインフラが整っている 2005年〜2006年に設備投資を絞ったツケが今きている LTEを本当にやる気があるのか? データARPUと音声ARPUの逆転で設備投資に待ったなし 基地局設備には余裕があるし、「日本全国渋谷の駅前化」するという覚悟もある フェムト・Wi-Fiオフロードはファイナンスの都合 指標の信頼性が分からなくなってきた 指標の不明さはゴールの不明さを表しているのではないか 投資は間に合うのか? 財務レバレッジが下がっていて、資産効率は良くない状態 何もかも全部自力は厳しい 事業変革の必要性 MVNOに対しては、設備と販売チャネルを持つ強みで、自然体で臨む 本来はUQコミュニケーションズのMVNOを売りたいのかも CDMAからの貼り替えはやはり不利 プチNTT化してきたKDDIの計画経済が破たんした LTEと電話の共存が苦しい JCOMの活用の方策に期待する どこかで何かをオフバランスしなくてはいけない 他2社に比べて営業コストをかけすぎている ブランド価値の毀損をどう考えるか 過去の栄光は捨てて空気を読め 彼らの成長とは一体何なのか 資産効率がいいという見方もできる 回転効率偏重の財務状況で何ができるのか アップル頼みの綱渡りが現状 ぎりぎりの綱渡りで、社会的責任を負いきれるのか? ともかく真面目に設備投資をするべきだ インフラを持ち続けたいのか? NTTよりも重い社会責任を持っている可能性がある 本音はインフラビジネスから撤退したい? 緊急時の情報伝達インフラとして安心できるのか? LTEエコノミーは成立するか? LTEで何が変わるのかが見えない 帯域別料金設定が受け入れられれば、本気になるだろう ユーザーに差を納得させるのは難しい 消費者の負担の上で成長企業であり続けるという腹の括り方ができているのか LTEをレバレッジの要素にできるのはKDDIではないか メディアハイブリッドの中で何を選ぶのか ZTEから新機種を調達した意味 ベンダーファイナンスは経済圏で考える やれることは何でもやって突き進むだろう ホワイトクラウドはレベニューシェアか? 来年度、増収増益に転じれば、LTEへの投資枠が増える可能性 2年遅れは今度こそ致命傷 UQの好調が逆に足かせになるかもしれない リッチなコンテンツを快適に見られるかどうかがユーザーには大事