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「テレビを家庭の大画面スマートフォンに」──通信事業者のスマートテレビ構想

2011.09.26

──スマートテレビ普及への課題は。

繰り返しになるが、一番大きい課題は、テレビの操作性をどうするかだろう。使いやすいユーザーインタフェースが作れないと、使ってもらえないものになってしまう。リモコンの操作性などを含めて検討していかなければならない。

もう1つはテレビにインターネットの回線をどうやってつなぐかだ。家庭ではテレビとパソコンの置き場所は異なり、インターネットの回線をテレビに引き込むのが難しいケースも多い。無線LANが普及してきたと言っても、テレビ側に無線LANの子機を接続する手間とスキルが必要になる。

実は、スマートテレビがうまく広がるには、法制度面や技術的な課題よりも、家庭の中のテレビをどうやってネット接続して使いやすく操作できるようにするかといった根本的な部分の障壁が大きい。スマートテレビに適したコンテンツや、ネットワーク技術の開発と同時に、こうした「テレビ」というハードウエアが持つ根本的な問題解決を進めていきたい。

家中 仁(いえなか・ひとし)氏
1993年入社。2011年4月より現職。携帯電話からFTTH・CATVに至るKDDIグループの映像サービス企画・戦略立案を担当。

スマートテレビ


岩元 直久(いわもと・なおひさ)
日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。

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