WWNトップ » 日本の話題

日本の話題

計画停電時の携帯電話基地局(携帯電話各社コメント)

2011.03.13

東京電力は3月14日から、地域ごとに順番に送電を止める「計画停電」を実施すると発表した。携帯電話基地局の運用について携帯電話各社に電話で問い合わせたところ、以下の回答を得た。

●ソフトバンクモバイル(広報部)
・基地局は予備バッテリーを備えており、状況により異なるが、停電しても数時間から数十時間十数時間(その基地局の設備による)は使用可能である。
・よって、1日3時間程度の停電であれば、携帯電話は使えると思われるが、地域や、状況によっては、使用しづらくなったり、一時的に使用できなくなる場合もある。

●NTTドコモ(広報部)
基地局は予備の電源を持っている。計画停電は3時間程度と聞いているので、その時間ならば予備電源で対応できる範囲でないかと考えている。しかし、実際にどのような状況になるかは分からないため、正確なことはお答えできない。今後、状況に応じて検討していく。

●KDDI(広報部)
当社の基地局には3時間以上もつバッテリーを設置しているので、現在発表されている通りの計画停電であれば、問題無く運用できる見込みである。

ソフトバンクモバイルのコメントにある「状況によって」というのは、バッテリーの容量、利用者の数(利用者が多いとバッテリーが早く消耗する)などによるとのこと。計画停電時には、不要不急の通話・通信は控えた方がよさそうだ。

また、3/14 2:00現在、ウィルコムとUQコミュニケーションズのウェブサイト上で以下の情報が確認できている。

●ウィルコム:東京電力の輪番停電実施に伴うお知らせ
輪番停電実施に伴い、通信が繋がりづらい状況があるとのこと。

●UQコミュニケーションズ:東京電力株式会社の計画停電に伴うWiMAX通信サービスの一時停止について
東京電力の計画停電実施に伴い、WiMAX通信サービスがつながりにくくなる場合があるとのこと。

※追加情報および固定サービスへの影響はこちらの記事を参照。

※3/14 18:25 「計画停電による通信サービスへの影響」へのリンクを追加
※3/14 9:05 KDDI広報部からのコメントを追加。伴ってタイトルを修正。
※3/14 2:00 ウィルコム・UQコミュニケーションズについて、ウェブサイト上の情報を追加。
※23:47 NTTドコモのコメントを追加。伴って、タイトルと本文を一部修正。
※23:13 バッテリーの持続時間について訂正


板垣 朝子(いたがき・あさこ)
WirelessWire News編集長。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2013年春、長年住んだ中目黒を離れて、世界一高い電波塔の近所で下町生活を満喫中。

バックナンバー記事一覧