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「iPhone 4 ホワイトモデルの開発に手こずった理由」- アップル幹部の裏話

2011.04.28

アップル(Apple)が昨年6月に発表していた「iPhone 4」のホワイトモデルを、ついに28日から全世界で発売すると発表したが、このモデルの投入がブラックモデル発売から10ヶ月以上も遅れた理由について、All Things Digitalブログが同社幹部の裏話を伝えている。

アップル上級副社長(SVP)のフィル・シラー(Phil Schiller)氏といえば、同社のカンファレンスや製品発表の席でもたびたび壇上にあがり、アップルファンにはお馴染みの人物だが、このシラー氏が米国時間27日、スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)CEOやiOSプラットフォーム責任者のスコット・フォーストール(Scott Forstall)SVPらとともに、Wall Street Journalとのインタビューに応じた。

このインタビューのなかで、シラー氏はホワイトモデルの開発について「とても苦労した」と述べ、さらに「何か白いものをつくればいい、というほど事は単純ではなかった。素材選びや経年変化の具合、そしてそれらの素材とセンサーとの相性など、いろいろな課題をつぶしていかなくてはならなかった」と付け加えたという。

同氏によると、ホワイトモデルでは黒の筐体にくらべて、紫外線対策をより入念に施す必要があり、また色の違いから内蔵されるさまざまな部品に予期せぬ干渉が生じる場面も数多くあったという。

また、ついに発売にこぎ着けたホワイトモデルについて、シラー氏は「期待を裏切らぬ出来映えの製品を届けることができた」とコメントしている。

いっぽう、ジョブズCEOは、ホワイトモデルを製造するためにアップルが蓄積した経験や技術は、今後の同社により大きなメリットをもたらすだろうと述べている。


【参照情報】
Apple's Jobs and Schiller On Why Making the White iPhone Was So Darn Tough -
White iPhone Arrives Tomorrow -
アップル、iPhone 4のホワイトモデルを日米欧などで4月28日に発売


中村航、三国大洋(スタッフライター)

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