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アップル、次期iOSで「Googleマップ」に代えて自社技術を採用か

2012.05.14

アップル(Apple)が、次期iOS(「iOS6」)で、現行の「Googleマップ」に代えて自社開発の地図技術を採用する可能性が浮上している。信頼のおける関係者の話として9to5 Macブログが伝えたもので、AllThingsDも別の情報源からこの可能性を裏付ける情報を得たとしている。

アップルは、iOS製品に搭載する地図アプリケーションに関し、ユーザーインターフェイス(UI)のデザインこそ自社でコントロールしてきたものの、バックエンドのシステムについては、iPhoneが初めて発売された2007年以降、グーグル(Google)の「Googleマップ」を採用してきた。

しかし同社は、2009年にPlacebase、2010年にはPoly9、2011年には C3 Technologiesと、地図サービスを提供する3社を立て続けに買収し、自社開発の地図サービス提供に備えてきたという。

このうちPoly9とC3 Technologiesの2社は3Dマップサービスを提供しており、アップルもC3 Technologiesの買収時に、同社の画像処理技術が実現する精確で写真のような3Dマップや、この技術を応用したミサイルターゲット技術や優れたアルゴリズムを評価するコメントを残している。アップルの新しい地図アプリケーションでは、グーグルの「ストリートビュー」に代わって、C3 Technologiesの技術をベースにした3D画像が登場するものとみられる。

iOS6の詳細については、6月11日から開催されるアップルの開発者イベント「WWDC」(Worldwide Developers Conference)で発表されるとみられている。


[サーブ(Saab)が作成したC3の技術解説ビデオ]


[米フーバーダムの3D地図]


【参照情報】
iOS 6: Apple drops Google Maps, debuts in-house 'Maps' with incredible 3D mode - 9to5 Mac
http://allthingsd.com/20120511/apples-coming-map-app-will-blow-your-head-off/ - AllThingsD
iCloud beta website reveals plans for Notes and Reminders web apps, affirms iOS 6 beta coming soon - 9to5 Mac
「Google Maps」も真っ青?- アップル、3Dマッピング技術のC3テクノロジーを買収


平松波央、三国大洋(スタッフライター)

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