WirelessWire News Technology to implement the future

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  • 震災が加速した社会システムの地殻変動──モバイルクラウドにできること

    2011.06.24

    電力が足りなくなる夏にむけて、フレックス・在宅勤務や、あるいは輪番休暇のような「働き方」を変えざるを得なくなりつつある。加えて、今後首都圏・東海地域での大地震の可能性を念頭におくと、長期的な視点で、企業や社会システム全体の再配置が必要になると考えられる。このような時代に、モバイルクラウドは何ができるのか考えてみたい。

  • [PR]モバイルクラウドが通信事業者の新たな収益源を拓く──テレコムサービスの資産をクラウド時代に活かすには

    2011.06.24

    ノキア シーメンス ネットワークスで、ビジネスベンチャーのヘッドを務めるアミール・ラハト氏は、「通信事業者がクラウドに取り組む際に重要なことは、加入者からどうやって収益を上げるかの視点だろう。クラウドの使い方は、その目的を達するためと考えなければならない」と語る。やみくもにサービス競争に手を染めても、効率は必ずしも上がらない。収益性を上げるという根本を見据えて、通信事業者のモバイルクラウドの考え方を整理する必要があるというのだ。

  • スケールとスコープで勝負するエリクソン

    2011.06.23

    「ガラパゴス」という言葉に象徴されるように、閉鎖的なイメージがつきまとう日本市場。テレコム市場も例外ではないが、標準化の加速とデータ通信量の急速な増大への対応という課題を受け、徐々にグローバルベンダーが存在感を増しつつある。
    テレコムバブル以降、世界の大手インフラベンダーが次々と破綻したり統合されたりする中で、かえって強くなってきたのが、世界トップのテレコム・インフラ企業、エリクソンだ。日本エリクソンのアラタロ社長に、日本における「世界のトップベンダー」の状況について話を聞いた。(インタビュー実施日:2011年5月24日 聞き手:海部美知)

  • RIMの本当の危機とは

    2011.06.20

    アメリカで一世を風靡したブラックベリーの急激な凋落のニュースは、ウォール・ストリートに衝撃を与え、「いよいよRIMも終わりか!?」といった印象を与えたが、実際のところどれほどの深刻な問題なのだろうか? 携帯業界の視点からもう少し分析してみよう。

  • [2011年第24週]マックのiPhoneアプリ登場、iチャネルもスマホ対応へ、UQは100万契約突破

    2011.06.20

    6月も半ばになり、沖縄では早々に梅雨明けしたかと思えば、九州を中心に大雨の影響が出ている。梅雨が明けていくと今年も猛暑の予想で、電力の消費が今から気になるところだ。第24週は、夏を前にスマートフォンのアプリの話題が熱く盛り上がった。まずは新アプリの状況からチェックしていく。

  • [LTE仕様書斜め読み]3GPP TS 36.300編(2)

    2011.06.16

    第2回目は7章から10章までを説明します。RRC層の役割はUEの制御であり、その機能には、報知情報、ページング、RRC接続制御、セキュリティ、無線ベアラ管理、移動性(ハンドオフなど)、QOSなどを含みます。UEの状態は「RRC_アイドル」と「RRC_接続」のたった2つを用いており、非常に簡潔です。