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A.I. (読み)えーあい

Artificial Inteligence(人工的に作られた知性)の略で、コンピュータのような機械に人間の知的活動と同等のことをさせる技術。あるいはそのように機能する機械を指す。

かわいい人工知能には散歩させよ。あるいは谷底に突き落とせ

2019.03.22

Updated by on March 22, 2019, 12:38 pm JST

人間の実体は身体という名の「膨大な量の高精度センサーが有機的に複合したもの」であって、それが人工知能を称する、センサー(身体)をもたないマシン、ソフトウェアとの最大の違いであり、それをフルに活かせれば(現在の)人工知能など恐れるに足りない、のではないか。
人間の知能がわからないのに人工知能なんか作れるわけがないという考え方もあるが、人間の考え方、知能のありかたが唯一とも限らないし、そんなもの、わからなくても問題ないという考え方もある。実際に、アルファ碁のアルゴリズムなんてどう考えても人間の考え方とは何の関係もないように見える。それほんとに「考えてる」といえるのか? ぐらい。しかし、にも関わらず、彼にはどうやってもかなわない。「この状態をどう解釈するか」は、おそらく理系ではなく文系の人間の仕事だろうが、多様性(ダイバーシティ)の観点からいうなら人間的ではない考え方をする存在があってもいいと思う。「他山の石」ではないがそこ(彼)から学べることだって多いはずだから。
というわけで、ここは、人工知能は専門家に任せて、人間としてどう考えるか、自らをどう律するか考えてみるというのもいいような気がする。自由に自分の脳や心をコントロールするために、まず自分の身体を自在に動かせるようにトレーニングすることから始めてみたい。で、そのためには人間の身体や脳が数億年の生物進化の結果であることも知っておいたほうがいいと思う。それを知れば、なぜ「脳死は人の死」と考えない人がいるのか、なぜ「腸を大切にしよう」と言う人がいるのかもわかるはずだ。

下北沢セガフレード

コーヒーを飲んでいたら後から来た人が隣で何かメモし始めた。覗き込む代わりにペンを持つ手を撮るだけで我慢することにした。

生命記憶を探る旅―三木成夫を読み解く

西原 克成
河出書房新社 (2016/08)

|1,800円(本体)
|B6判
|235p
|9784309253503
▼AIとは直接関係しませんが、生物としての人間や脳について再考する場合にはとても刺激的なアプローチだと思います。