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  • Web3の「魂」は何なのか?

    2022.06.01

    「NFT」はともかく、「メタバース」あたりまであれもこれもWeb3だと言い立てる人がおり、定義が人によってかなりブレているのが現実です。脱中央集権(分散型)といったコンセプトよりも、何より暗号通貨周りへの投機の過熱がもたらす混乱があり、Web 2.0の提唱者であるティム・オライリーが、今の状況は間違いなくバブルであり、真価が分かるのはバブルが弾けた後、と引き気味に語るのも理解できます。

  • 「データ駆動型社会」は必ずしもバラ色の未来を保証しない

    2022.04.22

    「データに基づく経営」で注意すべきは、それが「集めることができた元データだけで構成される(閉じた)世界観」が前提になっていることだ。その世界の規則性や傾向を演算することになるので、当然のことながら演算を施している現在から観測すれば、これは「古い世界観の傾向を見る」ことになる。閉じた系において拡大再生産すれば良いだけのビジネスであれば極めて有効な手段だが、このデータの分析結果に新規事業の可能性を探らせるのは難しい。新規事業はそもそもデータが存在しないことが前提になっているからだ。

  • NECネッツエスアイら、ローカル5G技術を開発するFLARE SYSTEMSに出資

    2022.04.22

    FLARE SYSTEMSは、NECネッツエスアイと東京大学大学院工学系研究科が共同で進めた「ソフトウエア基地局によるカスタマイズ可能なローカル5G技術の研究」の成果を実用化するために設立したベンチャー企業である。NECネッツエスアイは既に、市販の汎用サーバーにFLARE SYSTEMS社製ソフトウエアを搭載してローカル5Gの基地局として使う「FW-L5G-1」を2022年2月28日から提供している。

  • 6Gが実現する「高精度のデジタルツイン」「究極のコネクティビティ」「オートマティックなサービス・オーケストレーション」

    2022.04.20

    5Gは、かつてないほどの高速接続を可能にするが、5G対応アプリケーションの需要の高まりにより、ネットワークに負担がかかることは避けられない。未来のアーキテクチャは、超低遅延、大容量、広範なコネクティビティをサポートするため、限界に挑戦しなければならない。このような期待に応え、さらにはネットワーク通信の概念を変革するためにも、第6世代コネクティビティ(6G)への道を切り拓く必要がある。

  • 京セラ、みなとみらいにローカル5Gを体験できる施設を開設

    2022.04.15

    ローカル5Gシステムを紹介する「展示ルーム」と、高速大容量通信の体験やパートナーと共創活動ができる「共創ルーム」で構成する。展示ルームでは、ローカル5Gの安定性、設置性、柔軟性、堅牢性をアピールする内容を展示する。

  • 日本型ミッションクリティカルDX

    2022.04.14

    20年以上にわたって大きなトラブルもなく順調に稼働していて、ユーザーにとってはなくてはならない存在となっているサービスがある。JRA(日本中央競馬会)のネット投票システムである。PCで利用できるサービスの開始当初は、MS-DOSで動作するフロッピーディスクがベースのシステムだった。電話回線につないだPCにフロッピーを挿したまま、フロッピーを読み書きしながらアプリケーションが動作する、というものだった。

  • [PR]「いちごファームHakusan」の成功例に学ぶ、技術導入による地方創生の勘所

    2022.03.13

    地方創生にはさまざまなアプローチがあるが、その手段の一つとして企業の持つ最新技術を地域で活用することが挙げられる。専門的技術や最新の商品を用いて地域での課題解決の糸口とするこの手法は、大手企業に限らずベンチャー企業と地方のマッチングも含めて内閣府でも推進している。とはいえ、決して一筋縄でいくものではない。イチゴのハウス栽培拠点「いちごファームHakusan」の当事者らが語る成功への道のりから、「地方創生 × 技術導入」のポイントを考える。