第1回 どんな仕事にも構想力が問われる時代になる

異なる領域から人工知能研究に転身した人は多いが、最初から人工知能の研究者を目指したのは中島氏が日本で最初であると言っていい。つまり日本の人工知能研究は中島氏から本格化した。今やメディアで引っ張りだこの松尾豊氏(東京大学准教授)も彼の教え子である。その中島氏がシンギュラリティブームの中で右往左往する日本社会をどう観察しているのか、そして日本の人工知能研究、あるいは事業化がどうなっていくのかを予測する。(竹田)