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チーム8が総合優勝!第2回AKB48大運動会:「結束力」をテーマに意地とプライドをかけた熱戦

Developing emotional competence for the group as a whole makes a team stronger

2015.05.13

Updated by Hitoshi Sato on May 13, 2015, 15:00 pm JST

2015年5月9日、東京有明コロシアムでAKB48 大運動会が開催され、8,000人の観客を集めた。幕張メッセで開催された2009年 10 月の大会以来 、約 5年半ぶりの大運動会だった。そして、2015年3月のコンサートで発表されたチーム体制で臨む初のイベントになった。チームA、K、B、4、8の 5チームが、「結束力」をテーマに意地とプライドをかけて熱戦を繰り広げた。

第 1競技の 「30 メートル ダッシュ 」では若さを武器にチーム 4とチーム 8が躍動し、序盤から先輩チームを突き放す幕開けになった。

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「玉入れ」では、峯岸キャプテンのルーギリギリ戦法でチームKが勝利した。続く「障害物競走」でも3レース中 2レースを制するなどの活躍を見せ、中間発表ではチームKが 1位だった。

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運動会もいよいよ佳境になった「ガチンコ腕相撲」では、腕相撲一家という大志津香さん(チームA)が決勝戦で優勝候補筆頭の山本彩さん(チームK)を下し チーム Aが勢いに乗るかと思いきや、続く「大縄跳び」でまさかの2回を記録し、会場だけでなくメンバー自身もあ然となった( 1位のチーム Bは85 回)。

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最終競技は「チーム対抗リレー」。松井珠理奈さんを筆頭に運動能力の高いメンバーが揃うチーム Kが他チームを大きく引離すも、阿部マリアさんがスローモションのような走りでそれまでのリードを帳消しにしてしまった。最終的にはチームKは最下位でゴールとなり、チーム 8が逆転勝利を収めた。

総合優勝を飾ったのは、勝負どころで確実に得点を重ねたチーム8だった。

この運動会でキャプテンを務めた 太田奈緒さん(チーム8)は「みんなで掴んだ1位です!」と笑顔でコメントした。そしてチーム8は「完全プライベート 一泊二日 温泉旅行」と「ソロ曲」を勝ち取り、今回参加出来なかったメンバーの分までチーム8メンバーは喜びを爆発させていた。

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一方、最下位のチームAは罰ゲームとして、会場の清掃撤収作業が決定したが、横山由依キャプテンは「掃除を通じて結束力強めたいです」と次期総監督らしく前向きなコメント で締めていた(笑)。

春の人事異動で決定した新チームによる初のイベントだったが、競技だけでなく応援や楽曲パフォーマンスを通して、各チームとも結束を強めることが出来た運動会だった。

競技の合間に各チームによるパフォーマンスが行われた。

▼チームA(5位で100点獲得)「大声ダイヤモンド」

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▼チームK(2位で180点獲得)「転がる石になれ」

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▼チームB(4位で140点獲得)「初日」

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▼チーム4(2位で180点獲得)「清純フィロソフィー」

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▼チーム8(1位で250点獲得)「47の素敵な街へ」

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佐藤 仁(さとう・ひとし)

2010年12月より情報通信総合研究所にてグローバルガバナンスにおける情報通信の果たす役割や技術動向に関する調査・研究に従事している。情報通信技術の発展によって世界は大きく変わってきたが、それらはグローバルガバナンスの中でどのような位置付けにあるのか、そして国際秩序と日本社会にどのような影響を与えて、未来をどのように変えていくのかを研究している。修士(国際政治学)、修士(社会デザイン学)。近著では「情報通信アウトルック2014:ICTの浸透が変える未来」(NTT出版・共著)、「情報通信アウトルック2013:ビッグデータが社会を変える」(NTT出版・共著)など。

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