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科学技術芸術と社会Social Implement of STEAM

フィジカルAIは、重機にも宿る(中村航)

フィジカルAIを、現実世界を認識し、判断し、その結果を実際の行動として実行するAIだと捉えるなら、その身体は必ずしも人型ロボットである必要はない。建設現場で土を掘り、ならし、トラックに積み込むショベルカーであっても、フィ […]

2026.09.08

『おたく帝国』が告発するテックファシズム、そして現実を覆うディック的SFのビジョン

SF作家、脚本家、翻訳者であり、短編映画『オービタル・クリスマス』の監督としても知られる堺三保氏の投稿で、ギル・デュラン『The Nerd Reich: Silicon Valley Fascism and the Wa […]

2026.09.04

攻撃者より先に動くサイバーセキュリティへ――AIで待ち伏せし、誰もが使いやすいCTIで次の一手を読む/村上洸介、三本知明(KDDI総合研究所)

サイバー攻撃を先回りして防ぐには、攻撃者が何をしようとしているのかを知る必要がある。KDDI総合研究所の村上洸介氏は、AIで企業ネットワークを模した動的なハニーポットを構築し、攻撃者を誘い込んでその行動を観測する。一方、三本知明氏は、そこで得た攻撃データやダークWebなどの情報を分析し、次の攻撃への備えにつながるサイバー脅威インテリジェンス(CTI)へ変えていく。攻撃を観測する研究と、データから意味を引き出す研究。2人のチーミングから、AI時代の新しいセキュリティ対策と、その社会実装への道筋が見えてくる。

2026.09.02

AIを安心して使える社会へ――心理指標で回答の適切さを判断しマップでリスクを可視化する/長谷川健人、加藤広野(KDDI総合研究所)

生成AIを安心して社会で使うには、不適切な回答やサイバー攻撃を防ぐとともに、危険性や影響を人が理解できることも重要になる。KDDI総合研究所の長谷川健人氏は、心理学のパーソナリティ指標を取り入れ、不適切な回答を検知するとともに、その判断に説明性を持たせるガードレール技術を研究する。一方、加藤広野氏は、複雑化するAIセキュリティのリスクと社会への影響を体系化し、「AIセキュリティマップ」として可視化する。2人の取り組みから、安全なAIを社会に広げるための技術と知識、そして多様なパートナーとの連携によって研究成果を社会へつなげる道筋を探る。

2026.09.02

Unitreeの上場が示す、ロボット量産時代の始まり(中村航)

ロボットが踊り、走り、荷物を運ぶ動画は、もはや珍しくなくなった。次に問われるのは、それを安定して作り、売り、現場で使える製品にできるかだ。中国・杭州のUnitree Roboticsの上場に向けた動きは、フィジカルAIが […]

2026.09.01

《私》 は熊手の先まで伸びる一本道ではない世界を、どう描くか/入來篤史(帝京大学・理化学研究所)

一本道ではない世界を、どう描くか 一本の熊手を手にしたサルが、少し離れたところにある餌を引き寄せる。私が長年続けてきた脳研究は、そんな素朴な場面から始まりました。 サルの頭頂葉には、手に触れたものだけでなく、手の近くに見 […]

2026.08.27

家庭用ロボットは、なぜ洗濯物たたみから始まるのか(中村航)

家庭用ロボットに何をしてほしいかと聞かれたら、多くの人はまず家事を思い浮かべるだろう。料理、掃除、片づけ、買い物の手伝い。だが、そうした万能ロボットへの道は、もっと地味な作業から始まるのかもしれない。洗濯物をたたむことだ […]

2026.08.25

「身体」を持ち始めたAI規制が示すこと(中村航)

最近、ロボット掃除機を買った。部屋の形を覚え、家具を避けながら動く様子には驚かされる。一方で、このマッピングデータはどこまで記録され、どう扱われているのだろうと思うこともある。 自宅であれば、便利さのほうを優先する人も多 […]

2026.08.18

ロボットは、オフィス街では育たない(中村航)

ロボット企業が集まる場所が変わり始めている。 注目されているのは、カリフォルニア州フリーモント(Fremont)だ。サンフランシスコやパロアルトのような華やかなオフィス街ではないことに着目したい。2026年7月16日、こ […]

2026.08.12

メイカームーブメントと防衛テックの不都合な、しかし、地続きな関係

平和の本質は戦争をしないことにあるのではない。戦力を放棄することにあるのでもない。戦争について考えないことが許されることにある。 (東浩紀『平和と愚かさ』) およそひと月後の9月5日と6日に、Maker Faire To […]

2026.08.05

トヨタ発Walden Roboticsが示す「工場で育つロボット」の現実解(中村航)

ロボットは、研究室ではなく工場で賢くなるのかもしれない。トヨタ系の研究組織から生まれたWalden Roboticsは、その可能性を正面から事業にしようとしている。 Walden Roboticsは2026年7月15日、 […]

2026.08.04

David BowieとTwiggy (1)/欧州学術事情(原正彦)

私は、大学の教員を定年退職してから今年で3年が経ちました。ロンドンに来てからは1年経過しました。仕事も生活もいたって快適です(とは言いつつ、元々物価が高いことに加え、なんといっても円安が….)。特に仕事環境は、ある意味、 […]

2026.07.30