グーグル、画面を覆うモバイル広告にペナルティ - 表示ページのランクを引き下げへ
2015.09.02
Updated by WirelessWire News編集部 on September 2, 2015, 14:05 pm JST
2015.09.02
Updated by WirelessWire News編集部 on September 2, 2015, 14:05 pm JST
グーグル(Google)は米国時間1日、モバイル端末の画面全体を覆い隠すような広告を表示しているウェブページのランクを引き下げる方針を明らかにした。
グーグルは、同社の提供するモバイル端末向け検索サービスについて、11月1日に検索エンジンのアルゴリズムをアップデートし、これに合わせて「モバイルフレンドリーではない」広告を表示するページのランクを引き下げる予定。
同社によると、評価引き下げの対象となるのは、「インタースティシャル」と呼ばれる種類の広告のうち、アプリのインストールを誘導するものを表示するウェブページ。ただし、アプリ以外のインタースティシャル広告や、バナー型のアプリインストール広告を表示するページについてはこれまで通りのランクとなるという。
グーグルは今回の施策について、アプリのインストールを誘導するインタースティシャル広告が、検索体験の質を下げており、ユーザーの邪魔になっているという分析結果に基づくものとしている。
なお、ウェブサイト運営者はグーグルの「mobile-frinedly test」ページで、自らのサイトが「モバイルフレンドリー」の条件を満たすかを確認できる。
(Google Webmaster Central Blogより)
【参照情報】
・Mobile-friendly web pages using app banners - Google
・Google: Showing Giant Ads To Mobile Visitors For Apps May Lead To Ranking Decrease - Search Engine Land
・Google will demote mobile sites that use terrible app install ads - The Verge
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