ポケモンとIngressが融合して現実世界でポケモンゲット!新サービスを2016年に開始
2015.09.11
Updated by Asako Itagaki on September 11, 2015, 08:12 am JST
2015.09.11
Updated by Asako Itagaki on September 11, 2015, 08:12 am JST
株式会社ポケモン、Niantec, Inc. 任天堂株式会社は、Android/iOS端末向けの新サービス、「Pokémon GO」を2016年にスタートする。
Pokémon GOは、位置情報を活用して、現実世界を舞台としてポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルするといった体験ができるゲーム。1996年に第一作が発売され、全世界でのシリーズ累計販売本数約1億9,800万本(2015年3月末現在)を記録している「ポケットモンスター」シリーズのゲームを、画面の中だけで完結せず家の外に出て楽しめる。
スマートフォンの画面を見続けなくてもPokémon GOを遊べる専用デバイス「Pokémon GO Plus」も開発する。Bluetooth Low Energyでスマートフォンと連携し、近くにポケモンがいる等の情報をランプと振動で知らせる。また、ボタンを押してポケモンを捕まえる等の基本操作を行える。
▼開発中のPokémon GO Plus(報道発表資料より)
ゲームの開発は位置情報ゲーム「Ingress」を開発・運営しているNiantec, Inc.が行う。また、ポケモンの世界観をしっかりと表現するために、これまでシリーズにディレクターとして関わってきたゲームフリーク社の増田順一氏も参画する。
Niantec,Inc.の川島優志氏は、Google+への投稿で、任天堂の故・岩田聡氏と共にこの企画を進めてきたことに触れ、テクノロジーの力で世界に情報のレイヤーを重ねることで、子供たちがスクリーンの中にこもるのではなく、スニーカーを履いて友達と街へ飛び出していくような未来の可能性を探ろうとしていると語っている。(全文はこちら)
Pokémon GOの基本プレイは無料で、アイテム課金有りの料金体系を予定している。
【報道発表資料】
・ポケモン×Niantic×任天堂 スマートフォン向け新プロジェクト開始!
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登録はこちらWirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。