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「mineo」にマルチキャリア対応スマホ登場、au VoLTEにも対応

2015.10.06

Updated by Naohisa Iwamoto on 10月 6, 2015, 21:33 pm JST

ケイ・オプティコムは2015年10月6日、同社がMVNOとして提供するモバイル通信サービス「mineo」の「ドコモプラン」と「auプラン」の双方を利用できるマルチキャリア対応端末「arrows M02」などの新製品と、新サービスを発表した。

発表会に登壇したケイ・オプティコム モバイル事業戦略グループ グループマネージャーの津田和佳氏は、9月1日に提供を開始したドコモプランについて「サービス初日に5000件の申し込みがあり、スタートから1カ月あまりの10月4日時点で契約数が2万件となった。総契約数も12万件となり、大きな反響があったと考えている」と説明した。月額基本料金が無料になるキャンペーンを実施している効果が大きいことは認めながらも、ドコモとauの双方を提供するマルチキャリアサービスの立ち上がりに手応えを感じているようだ。

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マルチキャリアサービスを推進する「新たな一手」が、マルチキャリア対応端末の提供だ。富士通製の「arrows M02」を11月19日に発売する。arrows M02は、ドコモプランのSIMを挿すとドコモ網に、auプランのSIMを挿すとKDDI網に接続して利用できるマルチキャリア対応端末。mineoでは同一の契約でドコモプランとauプランをユーザーの状況に応じて切り替えて利用することが可能で、マルチキャリア対応端末の提供により1台の端末でプラン切り替えの需要に応じられる。また、mineoで初めて「au VoLTE」に対応し、高品質な音声通話が可能になった。

明らかにされたスペックは、5インチ有機ELディスプレイの採用、3日の電池持ち、耐衝撃性、曲げ耐性および防水・防塵性能の確保、おサイフケータイへの対応、ATOK搭載など。価格は11月上旬に発表するとのことだが、「最新機能に対応しながら、お手頃価格で提供を予定する。先行予約キャンペーンも実施予定」(津田氏)という。また、端末を提供する富士通の公共営業本部 エネルギー統括営業部 統括部長 甫立和也氏も、「これまでの格安スマホは安い裏に何か問題があるのではと勘ぐられた。今回のarrows M02ではそうした印象を完全に払拭できる」と出来栄えに自信を見せる。

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新製品は、arrows M02のほかにモバイルWi-Fiルーター2機種を発表した。1つはauプランに対応する「SI-LA SILA01」(富士通製)、もう1つはドコモプランに対応する「Aterm MR04LN」(NEC製)。マルチキャリアサービスの提供に呼応するように、ルーターもauプラン用とドコモプラン用の新製品をラインアップする。いずれも11月19日に発売予定だ。

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新サービスとしては、「au VoLTE対応SIM」を11月19日に提供開始する。新製品のarrows M02のほか、既存のau端末でも一部で利用が可能。au端末でmineoのau VoLTE対応SIMが利用できるのは、「au VoLTE対応」かつ「SIMロック解除が可能」な端末である。既存製品では、2015年夏モデル以降が対象となる。発表会では、au VoLTE対応端末でも、2015年春モデル以前のSIMロック解除に非対応の端末では利用できない点に注意を促していた。

【報道発表資料】
携帯電話サービス「mineo(マイネオ)」マルチキャリア対応新端末の提供開始について

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。