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LINE公式アカウントで会話エンジンを使った自動応答アンケートが可能に、DACが提供

2015.11.06

Updated by Naohisa Iwamoto on November 6, 2015, 18:06 pm JST

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は2015年11月6日、LINE公式アカウント上でも利用できるマーケティングサービスの提供を開始した。LINE公式アカウント向けに自動応答アンケート調査のソリューションを提供できるようになる。

新しいサービスは、DACが提供するメッセージングサービス管理ソリューション「DialogOne」と、博報堂が開発した会話エンジンを連携させて提供する。DialogOneは、人工知能による会話機能の追加や、マルチスクリーン/マルチデバイスのキャンペーンを一元管理するマーケティングプラットフォーム「Experian Cross-Channel Marketing Platform」(CCMP)連携、スマートフォン向け販促プラットフォームやECワンストップサービスとの連携などを進めてきた。今回、博報堂が開発する会話エンジンと連携することで、LINE公式アカウント上のユーザーと会話ベースの自動応答アンケートの実施が可能になった。

LINE上の会話エンジンの利用事例では、LINEユーザーと直接対話をすることで自然な会話の中で求めるアンケートの回答を引き出すことが可能になる。ユーザーの反応に応じて、質問の仕方を柔軟に変更させることで、ユーザーインサイトを引き出せるという。

回答を分類する例としては、「普段、車でどこに行きますか」という問いに「会社」と回答があった場合は「通勤目的」、「一緒に暮らしている人はいますか」という問いに「嫁」と回答があった場合は「既婚、夫婦のみ」といった具合に、回答を適切に分類できる。また「好きな食べ物は?」という問いに「特にない」と答えた場合には、「甘いものと辛いものはどちらが好き?」などと質問を柔軟に変化させてインサイトを探ることが可能だという。

【報道発表資料】
DAC、博報堂と連携し、LINE公式アカウント上で会話エンジンを用いた自動応答アンケート調査などが可能になるサービスを提供開始

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。