バーチャルなロボットレースに参加してハワイ旅行を手に入れよう!
Robot Race to Hawaii Contest
2015.12.12
Updated by Yuko Nonoshita on December 12, 2015, 11:14 am JST
Robot Race to Hawaii Contest
2015.12.12
Updated by Yuko Nonoshita on December 12, 2015, 11:14 am JST
ロボコンといえばロボット工学を学ぶ専門知識を持った学生チームが、知力と技術力と青春をかけて闘うコンテストというイメージがありますが、オンラインから誰でも気軽に参加できるロボットコンテストなるものも開催されているのをご存知でしょうか?
「The Robot Race to Hawaii」は、二足歩行型ロボット「Nao Robot」をプログラミングして10mを走る(歩く?)速さを競うというロボットコンテスト。とはいっても実際にロボットを競争させるのではなく、主催者のThe Constructが開発しているWebots robot simulatorというソフトを使ってバーチャルなトラックでの速さを競うロボットレースです。
(The Construct Blogより)
参加は方法は、まず「The Robot Race to Hawaii」のサイトにアクセスして名前とメールアドレスを登録すると、Webots simulatorをクラウドで使えるサイトの案内が届きます。そこで、さらに名前を登録するとシミュレーションが使えるようになり、ソフトウェアのダウンロードなどは一切必要ないそうです。プログラミングの結果はそのままサイトに保管されるので、締め切り後に審査員がプログラムを走らせ、そこで一番早かった優勝者に賞品としてハワイ旅行が贈られます。
▼「The Robot Race to Hawaii Contest」
プログラミングに使う言語はPythonがデフォルトで、使い方やアドバイスなどのサポートは全てサイトからオンラインで提供されます。対応は英語のみですが、動作は前に走るというシンプルな動作だけで、プログラミングに関するチュートリアルやサンプル、ビデオなどのツールもいろいろ用意されているので、それほどハードルは高くなさそう。コンテストに参加しなくても勉強教材としても十分に使えるので、この機会にロボットのプログラミングの基礎を勉強してみるのもいいかもしれません。締め切りは12月30日までなので、今から参加可能です。
▼シミュレーションのデモ動画
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=FUCuwhPiS90&w=560&h=315]
レゴやPepperなどで、ロボットのプログラミングを楽しむ人が増えていますが、今回のロボットレースのようなコンテスト形式は、大人から子供まで世界中から手軽に楽しんで参加できるだけに、これから増えていくかもしれませんね。
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登録はこちらフリーランスライター。大阪のマーケティング会社勤務を経て独立。主にデジタル業界を中心に国内外イベント取材やインタビュー記事の執筆を行うほか、本の企画編集や執筆、マーケティング業務なども手掛ける。掲載媒体に「月刊journalism」「DIME」「CNET Japan」「WIRED Japan」ほか。著書に『ロンドンオリンピックでソーシャルメディアはどう使われたのか』などがある。