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ドコモ、「dポイント」を利用した「子供の未来応援基金」への寄付を開始

2015.12.25

Updated by Hitoshi Sato on December 25, 2015, 11:38 am JST

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NTTドコモは社会貢献の取組みの一つとして、内閣府等が推進する子供の未来応援国民運動の一環で設置された「子供の未来応援基金」へ「dポイント」及び「ドコモポイント」を利用して寄付することができる仕組みを2016年1月4日より提供する。

「子供の未来応援基金」への寄付

「子供の未来応援基金」とは、子供の将来がその生まれ育った環境によって閉ざされることのないよう、また、貧困が世代を超えて連鎖することのないよう、必要な環境整備と教育の機会均等を図るとともに、全ての子供たちが夢と希望を持って成長していける社会の実現を目的として、2015年10月より子供の未来応援国民運動推進事務局(内閣府、文部科学省、厚生労働省及び日本財団)が推進する「子供の未来応援国民運動」の一環として設置された基金。

利用者が寄付したポイントは、「子供の未来応援基金」を通じて、貧困の状態にある子供の支援活動に取り組むNPO等への支援や、子供の居場所となる拠点を整備し、生きる力を育むプログラムを提供するモデル拠点事業に活用される。

これまでもドコモは、特設チャリティサイトを通じて、国内外で大規模災害が発生した際の被災地支援を目的とする寄付などをお客様から受け付けてまいりましたが、社会的課題解決の一環として「dポイントクラブ」のポイント利用方法に常設で寄付メニューを追加することにより、貧困連鎖の解消など日本国内の子供の貧困対策に向け、社会貢献できる仕組みを提供していく。

貯めたポイント、使い道がなかったら

ドコモでは2015年12月1日から、毎月の携帯電話ご利用料金などに応じて貯まる「ドコモポイント」を進化させ、街のお店でのお買い物やネットショッピングでも、貯めたり、使うことができる新たなポイントサービス「dポイント」を提供している。「dポイント」はドコモの利用者以外でも利用できる。ローソン、マクドナルドなど全国約11,100店の「dポイント加盟店」でポイントを貯めることができる。

携帯電話の料金のように毎月料金が発生するものは、気が付くとポイントが貯まっていることが多い。でもポイントを商品に変える前にポイントの有効期限が切れてしまっていることもよくある。このようなカードはドコモだけでなく多くの事業者が提供しているが、商品に変更できても、それほど凄い商品に変えられないことも多い。「どうでもいい商品」に変えるのであれば、少しでも社会の役に立つような基金に寄付してみてはいかがだろうか。そしてポイントの有効期限が切れる前に一度、確認をしてみると良い。

 

【参照情報】
dポイントを利用した「子供の未来応援基金」への寄付を開始
基金ページ - 子供の貧困対策 子供の未来応援プロジェクト
dポイントキャンペーンポータル
 

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佐藤 仁(さとう・ひとし)

2010年12月より情報通信総合研究所にてグローバルガバナンスにおける情報通信の果たす役割や技術動向に関する調査・研究に従事している。情報通信技術の発展によって世界は大きく変わってきたが、それらはグローバルガバナンスの中でどのような位置付けにあるのか、そして国際秩序と日本社会にどのような影響を与えて、未来をどのように変えていくのかを研究している。修士(国際政治学)、修士(社会デザイン学)。近著では「情報通信アウトルック2014:ICTの浸透が変える未来」(NTT出版・共著)、「情報通信アウトルック2013:ビッグデータが社会を変える」(NTT出版・共著)など。