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グーグル、自然言語理解用ソフトウェア「SyntaxNet」をオープンソース化
2016.05.13
Updated by WirelessWire News編集部 on May 13, 2016, 15:02 pm JST
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2016.05.13
Updated by WirelessWire News編集部 on May 13, 2016, 15:02 pm JST
グーグル(Google)が米国時間12日、同社の自然言語理解ソフトウェア「SyntaxNet」をオープンソースとして公開した。
「SyntaxNet」は、同社が昨年11月にオープンソース化した機械学習システム「TensorFlow」の一部で、文章を自動的に解析することが可能。グーグルによれば、SyntaxNetは同社の自然言語理解システムの基礎ともいうべきもので、「Google Now」の音声認識機能などにも利用されているという。
グーグルでは、SytaxNetの新たなモデルのトレーニングに必要とされるすべてのコードに加えて、同ソフトウェアでの英語の文章解析に利用できるパーサー「Parsey McParseface」も公開。このパーサーは文章中の各単語の品詞を自動的に分析するもので、その精度は非常に高く、英語のニュース記事の分析では94%の正確性を示したという。
この話題に触れたVentureBeatでは、言語解析技術について、アプリやレストラン、ショッピングなどのレビューやインターネット検索技術などに関連するものと指摘している。
(vai Google)
【参照情報】
・Announcing SyntaxNet: The World’s Most Accurate Parser Goes Open Source - Google
・Google open-sources SyntaxNet, a natural-language understanding library for TensorFlow - VentureBeat
・Google open sources its English language parser, Parsey McParseface - ZDNet
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