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アクションカメラメーカーのゴープロ(GoPro)が米国時間19日、同社初のドローン「Karma」と2種類をカメラの新製品を発表した。小型ドローン市場で先行するDJIへの追い上げを狙う。

「Karma」は、折りたたみできるコンパクトなデザインと操作の容易さがセールスポイントで、同社の新たなアクションカメラ「Hero 5 Session」および「Hero 5」のほか、前モデルの「Hero 4」をマウントして使用できる。またKarmaには、安定した映像の撮影を補助する3軸ジンバルが付属するが、これは本体に取り付けて使えるほか、単体のジンバルとして使用することも可能。そのほか、Karmaにはタッチスクリーンディスプレイ付きのクラムシェル型コントローラー、本体やアクセサリを収納できるバックパックが付属する。

Karmaは米国時間10月23日に発売される予定で、価格は通常モデルが799ドル、「Hero 5 Session」付きモデルが999ドル、「Hero 5」付きモデルが1099ドルになるという。

ゴープロはアクションカメラ分野の先駆けとして成功し、2014年2月には株式公開も果たしていたが、最近では新製品の売り上げ不振などからカメラの販売台数が大きく減少し、3四半期連続で赤字を記録していた。同社はドローンを開発・投入する考えを昨年明らかにしていたが、開発の遅れから今年前半に予定していた投入を一度延期していた。

【参照情報】
GoPro's Karma drone folds up and fits in a backpack - The Verge
This is GoPro's $799, foldable Karma drone - Engadget
GoPro Offers New Cameras and a Drone - WSJ

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