画像はイメージです original image: Oasis Miyazaki / stock.adobe.com
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旭化成ネットワークスは2022年5月17日、宮崎県延岡市にローカル5Gの無線環境を備えたデジタル共創ラボ「CoCo-CAFE NOBEOKA(ココカフェ ノベオカ)」をオープンすることを発表した。九州の地場企業や自治体、研究機関などとアイデア・技術・ビジネスを創造する施設として活用する。オープン日は5月25日。
2022年2月16日付で旭化成ネットワークスのデータセンター敷地とCoCo-CAFE NOBEOKAを対象にSub6帯・スタンドアローン(SA)方式で免許を取得し、ローカル5Gの稼働を開始させた。なお、同社は2021年8月にミリ波帯(ノンスタンドアローン方式)での無線免許も取得しており、既にデータセンター敷地内でローカル5Gの各種実証実験を実施している。
CoCo-CAFE NOBEOKAは、延岡市が進めるJR延岡駅前再開発の一環として新たに建設された「延岡駅西口街区ビル」内に開設された。「新しい世界とのコネクトを、延岡で」をテーマとし、5G無線を含めた最新のIT技術を生かしたサービスの検証のためのラボ(実験)機能を、幅広い企業や自治体、研究機関などに提供していく。地域の産官学の共創空間として利用者と一緒にデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し地域貢献を目指す。
今後は、社内外の有識者を招いたセミナーや勉強会を開催したり、離れた拠点とのディスカッションを促進するインタラクティブホワイトボードなどのコミュニケーションツールを導入したりして、共創の取り組みを充実させる。来訪したユーザーのニーズや課題を、共創相手とつなぐ架け橋役となるコーディネーターも配置する。複数のグループでのブレインストーミングやディスカッションをアレンジすることで、共創のきっかけづくりにする。
CoCo-CAFE NOBEOKAは、旭化成が東京都港区芝浦で運営するデジタル共創ラボ「CoCo-CAFE」の姉妹オフィスとなり、2拠点で連携を進めていく。「CoCo-CAFE」は「Collaboration & Connection」「Creative, Agile, Flexible and Evolving」の略称で、様々な施策を通じて「CoCo」の由来である利用者間の「Collaboration」と「Connection」を目指すという。
[リリース]
・デジタル共創ラボ「CoCo-CAFE NOBEOKA」がオープン
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