local knowledge
1/18(木)開催:「島まるごと図書館」の現在地
「ないものはない」海士町の図書館にはいろいろなコトが生まれ続ける
2024.01.11
Updated by WirelessWire News編集部 on January 11, 2024, 20:16 pm JST
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2024.01.11
Updated by WirelessWire News編集部 on January 11, 2024, 20:16 pm JST
島根県隠岐島にある海士町で「島まるごと図書館構想」が始まったのは15年以上前の2007年、当初は正式な整備計画もなかった中央図書館ができたのが2010年、東日本大震災のあった2011年には海士町全体として「ないものはない」宣言が行われ、海士町図書館がLibrary of the Year優秀賞を受賞されたのが2014年、それからかれこれ10年近くが経ちました。
「ないものはない」という言葉には (1)無くてもよい、(2)大事なことはすべてここにある、という二重の意味が込められているそうです。豊かな自然に恵まれて人とのつながりを感じながらシンプルな生活ができる海士町には、今も都会からの移住者が絶えず、その数は人口の2割に達するとか。都会からの移住者には若い世代も多く、近年は子どもや若者が増えることで町全体の人口減少にも歯止めが掛かりつつあります。
立派なハコを建てることはできなくても、全住民とその暮らしを中心に据え、本を起点としつつも対話や学び合いが営まれる居場所としての図書館。そのヒストリーと最新のリアルな状況を、海士町中央図書館館長の磯谷奈緒子さんに伺います。
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