WirelessWire News Technology to implement the future

by Category

中央集権型か、分散型か。データ活用で競争を優位にする組織とは

2024.06.13

Updated by WirelessWire News編集部 on June 13, 2024, 15:12 pm JST

データを活用するための取り組みは各社で始まっている。実は、データをより効率的で実践的活用するためには、組織の作り方が非常に重要なポイントとなる。現役のデータアナリストが紹介する。

優れた組織の構造がデータの活用を促進する

データ駆動型の経営を実現するためにデータ分析チームを新設する組織が増えてきました。データアナリストやデータサイエンティスト、データ基盤エンジニアなどデータ分析に係る人材を採用し、新たなチームとして立ち上げたという話は昨今頻繁に耳にします。

一方で、データ分析チームを組織のどこに配置にすべきかということはあまり話題になりません。どこの企業も独立したデータ分析チームとして配置されているケースがほとんどなのでしょう。果たして、それは適切な組織構造だといえるのでしょうか。

実は、組織におけるデータ分析人材の適切な配置は非常に重要です。データドリブンな意思決定を行い、事業の変化に迅速に対応するためには、事業部とデータ分析人材の連携が不可欠です。同時に、データ分析基盤やBIツールなど様々なシステムを導入し、運用していかなければなりません。そのためにデータ分析人材が能力を発揮しやすいようなアサインがなされるべきなのです。データ活用による競争上の優位性は、適切な人材配置により組織全体がデータを活用できるようになることで確保されていくのです。

それではデータ分析人材の配置はどのように考えるとよいのでしょうか?会社のビジネスモデルや組織構造によって考えるべきポイントはたくさんあります。まずはシンプルに中央集権型組織と分散型組織、そしてその2つを組み合わせたハイブリット型について考えてみましょう。

※本稿は、モダンタイムズに掲載された記事の前半部分です。
データ活用で競争を優位にする組織の続きを読む
この筆者の記事をもっと読む

「データの民主化」を考えるウェブメディア『モダンタイムズ』『モダンタイムズ』の無料メルマガ受信はこちらから

WirelessWire Weekly

おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)

登録はこちら

RELATED TAG