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デジタルハリウッドの「カメラの学校」、ドローンについて無料で学べるオンライン講座「空飛ぶカメラ!」開講

2016.01.28

Updated by Hitoshi Sato on January 28, 2016, 07:17 am JST

デジタルハリウッドは、2016年1月26日から、写真の撮り方をYoutube動画で学べる無料のWebサービス「カメラの学校」において、「空飛ぶカメラ!~ドローン撮影の基本を学ぶ~」を開講した。

20160128-camera-1毎週火曜日に新しい動画を公開予定。ドローンの基本操作の他、空撮可能な場所や、飛行の際のルールなど、 重要なポイントをプロが解説する。

▼空飛ぶカメラ!(第1回) ~空撮に使えるドローンはどれ?~

ドローン操縦と撮影はくれぐれも注意が必要

「ドローン」という言葉をニュースで聞かない日はない。WirelessWire Newsの読者はドローンについて詳しい人も多いだろうが、動画では「ドローンって何?」という初心者にも、わかりやすく解説している。そしてドローンについて理解したつもりになっている人が改めて見ても、新たな発見や知らなかったことが学べるのではないだろうか。

ドローンは撮影にも非常に適しており、カメラを装備しているドローンであれば、4Kの高画質動画や、RAWデータの静止画を撮影することも可能だ。また、ドローンの登場によって、手軽に今まで見ることができなかった空からの映像を楽しみ、新たな世界を発見することもできる。しかし一方で、空撮してはいけない場所やシーン、飛行禁止のところを飛行することは犯罪である。

一方で、ドローンの操作は難しくないが、使い方によっては犯罪や事故につながる可能性も大きい危険なものである。またよく考えれば当然であるが、ドローンは無人機であるといっても操縦者がアルコール摂取状態、つまり酔っぱらって操縦すると、正常な操縦ができないので、非常に危険であるため禁止されている。

動画の冒頭にも注意書きが出ているが、ドローンを安全に飛ばすには室内や小型機での練習を積むことが必要だ。落下事故や何か問題が起こった場合は操縦者にすべての責任がある。

ドローンの飛行は国土交通省の「無人航空機の安全な飛行のためのガイドライン」に基づき充分安全に配慮していることが前提となる。飛行可能なエリアや時間帯などには配慮が必要で、特に飛行可能なエリア、飛行禁止エリアの確認は十分に行わないといけない。航空法に定めるルールに違反した場合には、50万円以下の罰金が科せられるので注意が必要である。ドローンの操作方法だけでなく、安全に飛行するためのガイドラインも忘れないでおきたい。

【参照情報】
「カメラの学校」(デジタルハリウッド)
「無人航空機の安全な飛行のためのガイドライン」(国土交通省)

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佐藤 仁(さとう・ひとし)

2010年12月より情報通信総合研究所にてグローバルガバナンスにおける情報通信の果たす役割や技術動向に関する調査・研究に従事している。情報通信技術の発展によって世界は大きく変わってきたが、それらはグローバルガバナンスの中でどのような位置付けにあるのか、そして国際秩序と日本社会にどのような影響を与えて、未来をどのように変えていくのかを研究している。修士(国際政治学)、修士(社会デザイン学)。近著では「情報通信アウトルック2014:ICTの浸透が変える未来」(NTT出版・共著)、「情報通信アウトルック2013:ビッグデータが社会を変える」(NTT出版・共著)など。