橋本治の教育論、仕事論、そして…映像講義「最後になって突然、天皇の話が出て来たぞ!」発売
2017.09.04
Updated by WirelessWire News編集部 on September 4, 2017, 10:50 am JST
2017.09.04
Updated by WirelessWire News編集部 on September 4, 2017, 10:50 am JST
橋本治さんの100分にわたる映像講義「最後になって突然、天皇の話が出て来たぞ!」は2部構成で、前半(Side A:ハシモト流「教育論/仕事論」)では自身の体験をふまえた実践的な教育論、仕事論を、後半(Side B:「女帝の時代」をみれば現代の日本がわかる)では、そこから天皇論へと展開し、現代社会にもなお残る「律令制」の名残りと、そこから導き出された現代社会論が語られる。(聞き手:仲俣暁生)
価格:800円(税別、視聴期間の制限なし)
収録時間:100分
出演:橋本治(作家)
聞き手:仲俣暁生(考えるメディア)
※発売は終了しました。今後は無償公開を予定しています。
橋本治(はしもと おさむ) 1948年東京生まれ。東京大学在学中、駒場祭のポスター「とめてくれるなおっかさん 背中のいちょうが泣いている 男東大どこへ行く」で話題を集める。イラストレーターとして活動中の1977年に小説『桃尻娘』が小説現代新人賞佳作となり作家デビュー。以後、小説・エッセイ・古典の現代語訳・批評・戯曲などあらゆる分野で、40年にわたり八面六臂の執筆活動を行う。この講義に関連する著作としては、『日本の女帝の物語』(集英社新書)、『双調平家物語ノート1 権力の日本人』『双調平家物語ノート2 院政の日本人』(ともに講談社)などがある。
A-1日本の学校教育はなぜ身に沁みないのか
みずからの子ども時代から学生時代までの体験を振り返り、日本における「実務教育」の不在と、学校教育によってスポイルされないためのコツを伝授。
A-2 必要なのは「教科書」ではなく「副読本」である
試行錯誤と恥をかくことからしか「成長」は訪れない。マニュアルとしての「教科書」よりも雑多な知識を与えてくれる「副読本」の必要を説く、実践的教育論。
A-3 会社は「律令国家」とおなじ仕組みで動いている
大ベストセラー『上司は思いつきでものを言う』をつくる過程で発見した、現代の「会社」と平安時代の「律令国家」の意外な相似からみた仕事論、組織論。
現代社会を規定する「律令制」のルーツは奈良時代にある。そして奈良時代は、じつは「女帝」の時代だった。天皇家における「女性」の位置づけを見ていくと、現在にいたる日本の特殊な権力構造がよくわかる。かつて「女性である」ことと「天皇である」ことの間には矛盾はなかった。では、これからの天皇制はどうあるべきか。天皇をめぐる議論に一石を投じる、刺激的なハシモト流「天皇論」。
【報道発表資料】
・「考えるメディア」をリニューアルし、"考えたい人"のためのウェブムック 橋本治の映像講義「最後になって突然、天皇の話が出て来たぞ!」を発売
【映像本編】
・橋本治の映像講義 最後になって突然、天皇の話が出て来たぞ! - 考えるメディア
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