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仲俣暁生 a_nakamata

1964年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。『シティロード』『ワイアード日本版』などの編集部を経て、『季刊・本とコンピュータ』に参加(03~05年 編集長)。09年 、Webメ ディア「マガジン航」創刊。著書として著書『ポスト・ムラカミの日本文学』(朝日出版社)、『極西文学論』(晶文社)、『再起動せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)、『失われた「文学」を求めて|文芸時評編』(つかだま書房)、共編著『編集進化論』(フィルムアート社)など多数。2022年4月大正大学表現学部 表現文化学科教授に就任。

「知性」は再び浮上するか

雑誌の入れ換えの無意味の時代 前回に続いて引き続き1994年に刊行された橋本治の『浮上せよと活字は言う』を読んでいく。この本は橋本治による書物論であり、出版論である。なかでも1970年代後半以後、決定的に大きな変貌を遂げ […]

2025.11.17

現代の「キャリバン」たちへ

未来のための再読ノート 2019年に逝去した作家の橋本治は共著も含めると200を超える著書を残した。だがその多くは現在、絶版あるいは入手困難である。没後、一部に復刊・再刊の動きもあるとはいえ、その膨大な著作の全体像を見渡 […]

2025.09.22