ChatGPTはなぜ流行ったのか。2023年における影響 2024.05.23 2023年の最大の話題はなんといっても生成AIの勃興だった。特に、ChatGPTは2022年11月の発表直後から話題を集め、登場から2カ月で利用者が1億人を越えるなど大きな話題となった。
「自分を見失う」とはどういうことか? コンニャク情報を摂取し続ける自分を俯瞰する方法 2024.05.21 実利を産む情報は、情報社会で私たちが出会う情報のごく一部でしかない。むしろ、大部分の情報はコンニャク的なのだ。しかし、(ただ感覚器官、脳神経系を通過するだけで、とくに行動上のメリットを伴わない)コンニャク情報との付き合いの良し悪しは、まさにそのコンニャク性が故に、私たちに実利をもたらすという中枢神経系の元々の目的に照らして判断することができない。
「データマート」でデータの民主化を阻む壁を壊す 2024.05.16 データを使って企業の戦略策定のレベルを上げ競争力を高めることは、もはや当たり前のこととなってきました。しかし、多くの企業でデータの活用は中央集権的なアプローチとなっており、データの活用は限定的です。
機械ばかりが優秀なのか。月の撮影を推し進めたラジコン技術から考える 2024.05.14 2024年1月、SLIMの無人月面着陸が成功した。半世紀以上前からソ連やアメリカが熱心に月へ機械や人を送りこんできたが、実はこのときに使われていた技術は現在の感覚からしてみると非常にアナログに近い。それでもなぜこれほどの偉業を為すことができたのか。
テクノロジーがスキルを奪う。丸投げの危険性 2024.05.09 テクノロジーなどに仕事を任せていると、人はそのスキルを損なってしまうようです。その影響範囲は広範で、あまり楽観視し過ぎない方が良いかもしれません。
科学のインフラ「査読」に潜む数々の問題 2024.05.07 学者は、査読つき論文を発表しているか否かで評価をされることがあるが、「査読」は絶対的な評価となり得るものではない。査読論文中心主義の弊害を紐解く。
インドで活躍する女性エンジニア 2024.04.25 意外に思われるかもしれないが、インドのテック企業で活躍しているのは男性ばかりではない。非常に多くの女性エンジニアが高いキャリアを築いているのである。
歴史家はデータを歴史化する 2024.04.23 データを根拠にして判断を下す、あるいはデータを基に戦略を立てていくデータ駆動社会は、今後もしばらくは続くことになるだろう。しかし、データは私たちが生きている世界をフラットに網羅するものではない。その収集方法や分析方法には必ず人間の意図が介在するからだ。
機械と人間はどちらが有能なのか。1960年代の宇宙における答え 2024.04.18 機械と人間では、いったいどちらが有能なのか? この問いは今になって起きてきたものではない。1960年代には既に、宇宙開発を通じて人間はその答えを探り始めていた。
エセ治療を廃止するために必要な「不在データ」 2024.04.16 物事を検討するためにデータを参照することは、今や当たり前のアプローチである。しかし「テキスト」が最も重要であった時代にはそうではなかった。そして、データを無視することは人類に多大な損失をもたらしてきた。