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新教養主義宣言アーカイブズとは

新教養主義宣言アーカイブズとは

新教養主義宣言アーカイブズとは、IoTの普及に伴う端末数や用途の増加に伴い、10Gbpsを超える通信速度、LTEの約1000倍の大容量化が求められている。また、自動運転などをはじめとする制御系のユースケースや、防災などの人命に関わるユースケースが増えることで、高信頼性低遅延が求められるようになる。ITU-Rのビジョン勧告では以下のようなパラメーターが検討されている。

ネットワークのキャパシティを増やすためには周波数利用効率の向上が必要で、そのためには基地局やアンテナを増やす必要がある。一方で、これらの設備を動かすための電力も増えるようでは持続可能性の観点から問題があり、省電力技術とネットワークアーキテクチャの両方から省電力化を進める必要がある。

また、これまでとは桁違いに多くのアプリケーションがネットワークを利用すると考えられており、なおかつトラフィックの分布も人の移動に合わせて時間経過と共に大きく変動すると考えられている。特に日本においては、2020年の東京オリンピックの期間中、スタジアムなどにさらに大量のトラフィックが集中すると考えられている。通信設備を有効に活用し、多様化するニーズを満たすために、ネットワークにも柔軟性拡張性が求められる。

新教養主義宣言アーカイブズは動画配信プラットフォームVimeo上にてご利用いただく有料サービスです。
過去の動画及び今後開催される全てのトークイベントのアーカイブが月額500円で視聴できます。

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スピーカープロフィール

村上 陽一郎(むらかみ・よういちろう)村上 陽一郎(むらかみ・よういちろう)
上智大学理工学部、東京大学教養学部、同学先端科学技術研究センター、国際基督教大学(ICU)、東京理科大学、ウィーン工科大学などを経て、東洋英和女学院大学学長で現役を退く。東大、ICU名誉教授。専攻は科学史・科学哲学・科学社会学。幼少より能楽の訓練を受ける一方、チェロのアマチュア演奏家として活動を続ける。

島薗進氏島薗 進(しまぞの・すすむ)
1948年東京都生まれ。東京大学文学部宗教学科卒業。同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学名誉教授。上智大学グリーフケア研究所所長。おもな研究領域は、近代日本宗教史、宗教理論、死生学。『宗教学の名著30』(筑摩書房)、『宗教ってなんだろう?』(平凡社)、『ともに悲嘆を生きる』(朝日選書)、『日本仏教の社会倫理』(岩波書店)など著書多数。

野沢 正光氏野沢 正光(のざわ・まさみつ)
1944年東京生まれ。1969年東京藝術大学美術学部建築科卒業。1970年大高建築設計事務所入所。1974年野沢正光建築工房設立。現在、横浜国立大学建築学科非常勤講師など。主な作品として「熊本県和水町立三加和小中学校」「愛農学園農業高等学校本館」「立川市庁舎」「いわむらかずお絵本の丘美術館」など。著書に「環境と共生する建築」「地球と生きる家」「パッシブハウスはゼロエネルギー住宅」「住宅は骨と皮とマシンからできている」など。

加藤 兼司氏加藤 兼司(かとう・けんじ)
株式会社日立製作所 グローバル渉外統括本部 産業政策本部 担当部長。1990年日立製作所入社。仕事のかたわら「大前研一の政策学校一新塾」設立に参画。2001年より国際事業戦略部門にて新興市場開拓、欧米等の事業開発、戦略策定に従事。2014年〜16年投資委員会の事務局長役を務める。2014年〜19年ダボス会議を主催するWorld Economic Forumとの渉外を担う。