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教育と研究

AI依存は「学び」を阻害する? 大学生231人調査で判明した学業成績との関連

AIは近年急速に日常に浸透し、学習や仕事の場でも広く利用されるようになった。しかし、エストニア・タルトゥ大学の新たな研究によれば、AIへの「頼りすぎ」は学習成果をむしろ損ねる可能性があるという。 この研究では、プログラミ […]

2025.10.14

英語帝国主義の功罪

フランス文学の研究者は何語で論文を書くのか 我々の周辺には、あまりに当たり前になっているために、その自明性をほとんど疑わないような事象が数多くある。かつてイザヤ・ベンダサンという謎の人物が、日本人にとって「水と安全はタダ […]

2025.10.02

ゼルダとジブリが若者の幸福感を高める? 最新研究が明らかに

若者の不安や抑うつが社会問題となる中、身近な娯楽が心の健康に寄与する可能性を示す研究が発表された。学術誌「JMIR Serious Games」に掲載された新たな論文によれば、任天堂の人気ゲーム『ゼルダの伝説 ブレス オ […]

2025.09.25

人は雑駁な握手をくりかえし、認識をずらし、コミュニケーションをずらしていく。翻訳とは曲芸のような行為である

翻訳とは、状況に関係づけ、自分ごとにして呼び出し表出させること 書いた文章は、残っている。たとえ絶版になろうと、WEBサイトや書き込みを消そうとも、どこかには残滓があるもので、ある時思いがけないところで指摘されたり引用さ […]

2025.09.11

ものづくり人の世界こそが文化の基層である

高級なものだけが「文化」というのはおかしいやろ 年末年始の特番の中に、3大コンビニの加工食品を、「何年連続ミシュランいくつ星」というレベルの料理人や菓子職人が厳しく審査するというものがあった。コンビニ側は商品開発の責任者 […]

2025.09.09

負の社会実験から学ぶ

実験の現実は失敗の連続であり、科学の根幹はその失敗から学ぶ組織的な能力である。もしマルクス主義が自分を「科学的」と称するなら、その高邁な理論を今さら連呼するのではなく、むしろその理論に基いた膨大な実践(失敗)の歴史から学ぶのが筋であろう。

2025.08.22

ラトゥール、CSI、そしてSTS

ラトゥールにはどこか子供っぽいところがあり、「ブリュノは赤ちゃんみたい」(comme un bébé)」と複数の人が同じ表現を使うのを聞いて驚いたことがある。実際、この子供っぽさには両面があり、そのよい面は、快活なユーモア感覚という形で現れる。

2025.06.24