Android向けに電子雑誌を提供、KDDIの新端末「IS01」発売に合わせて開始へ
2010.04.01
Updated by WirelessWire News編集部 on April 1, 2010, 11:40 am JST
2010.04.01
Updated by WirelessWire News編集部 on April 1, 2010, 11:40 am JST
3月30日にKDDIが発表したAndroid端末「IS01」が6月に発売になるのに時を合わせて、Android向けに電子書籍を提供する動きが活発になってきた。一つは、ACCESSによるビューワーと雑誌コンテンツの提供、もう一つは電通とヤッパによる電子雑誌の有料配信サービス「MAGASTORE」(マガストア)のAndroid対応である。
ACCESSは、雑誌閲覧用ソフト「NetFront Magazine Viewer」とアクセス・パブリッシングの「東京カレンダー」などの雑誌コンテンツを、Androidプラットフォーム向けに6月から提供する。端末の画面上で雑誌のコンテンツを手軽に閲覧できるようになるという。今後、一般の雑誌や地方のタウン情報誌など、コンテンツのラインアップを拡充する計画だ。このソフトと雑誌コンテンツは、IS01の発売と同時に開始する「au one Market」に提供する。
電通とヤッパのマガストアでは、6月以降にAndroid端末向けの電子雑誌サービスを開始する。マガストアは、すでにiPhoneやソフトバンクモバイルのWi-Fi対応端末、NTTドコモ端末に向けてサービスを提供している。今回、Android OS対応アプリをIS01に向けて提供することで、携帯電話事業者大手3社にサービスが広がることになる。今後、NTTドコモの「Xperia」やソフトバンクモバイルの「HTC Desire」にも拡大する予定。マガストアには28の出版社が参加し、39雑誌が閲覧可能である。
IS01の発売に合わせて、国内のAndroid利用者に向けた電子雑誌の取り組みが活発化することで、携帯型の電子雑誌・書籍アプリケーションの利用の幅が広がりそうだ。
【報道発表資料】
・ACCESS がAndroidプラットフォーム向けに雑誌コンテンツと雑誌閲覧用ソフトウェア「NetFront Magazine Viewer」を提供
・電通とヤッパ、国内初のAndroid OS対応の電子雑誌書店「MAGASTORE」アプリを開発
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