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ソフトバンクが大手チップメーカーの英ARMを234億ポンド(320億ドル)で買収することで両社が合意に達したとする関係者の話を、FTが英国時間18日早朝に報じた。早ければ同日中にも正式発表になる見通しという。

FTによると、この買収は欧州のテクノロジー企業を対象とするもののなかでは過去最大の規模。またソフトバンクにとっても、2013年の米スプリント(Sprint)への出資(約8割の株式取得)を上回る規模の取引になるという。

ソフトバンク側の狙いについては、今後大きな伸びが期待されるIoT関連市場でARM製チップの売上拡大が挙げられている。ARMは、モバイル端末などに使われる省電力プロセッサの設計で圧倒的な市場シェアを抑えるが、時価総額も約220億ドルと競合各社に比べて比較的小さいことなどから、過去にインテル(Intel)による買収の可能性が浮上していたこともあったという。

なお、FTでは両社の話し合いがまとまった要因のひとつとして、英国のEU離脱(Brexit)投票の影響で英ポンドがこの1年間で約3割ほど日本円に対して下落している点を挙げている。

【参照情報】
SoftBank poised to take UK’s Arm for £23.4bn - FT.com
SoftBank Group Nears Deal to Buy ARM Holdings - NYTimes
SoftBank agrees to buy Britain's ARM Holdings for $31 billion: FT - Reuters
SoftBank Agrees to Buy ARM Holdings for More Than $32 Billion - WSJ

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