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ドコモなど6社、携帯電話向けのアプリケーションプラットフォームの共同開発に合意

2010.04.27

Updated by WirelessWire News編集部 on April 27, 2010, 11:20 am JST

アプリケーションプラットフォーム イメージ図
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NTTドコモ、ルネサス エレクトロニクス、富士通、NEC、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、シャープの6社は4月26日、新しいアプリケーションプラットフォームの共同開発を行うことを発表した。アプリケーションプラットフォームとは、携帯電話の基本システムであり、今回は動画や音楽などを処理するアプリケーションLSIで動作するソフトウエアも含む。

共同開発するのは、Linux OSおよびSybian OSに対応したアプリケーションプラットフォーム。2011年度後半に発売する携帯電話に搭載することが目標という。この取り組みでは、メーカー4社の携帯電話に共通で搭載できるアプリケーションプラットフォームの開発を目指す。これにより、アプリケーション処理の基本機能の独自開発が不要になり、開発期間の短縮やコスト削減の効果が期待できる。

新しいアプリケーションプラットフォームで6社のノウハウを融合して、動画処理機能の向上や3Dグラフィック処理機能の拡充により、マルチメディア機能の強化も目指す。また、全世界への提供を予定するほか、Androidに代表されるオープンOSへの対応も検討していくという。

【報道発表資料】
ドコモ、ルネサス、富士通、NEC、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、シャープの6社が携帯電話向けアプリケーションプラットフォームの共同開発に合意

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