拡張現実で空き駐車場を探す--iPhoneとAndroid向けに三井リパークの情報を提供
2010.05.26
Updated by WirelessWire News編集部 on May 26, 2010, 10:10 am JST
2010.05.26
Updated by WirelessWire News編集部 on May 26, 2010, 10:10 am JST
スマートフォンの拡張現実(AR)アプリで、空車の時間貸し駐車場を探せるサービスが始まった。三井不動産販売とアットウェアは5月24日、iPhoneとAndroid端末に向けて「三井のリパーク」時間貸し駐車場の情報配信を開始した。
サービスは、オランダSPRXMobileが提供している拡張現実アプリ「Layar」(レイヤー)のコンテンツとして提供する。名称は「『今から』停められる駐車場検索サービス」。iPhoneまたはAndroid端末のGPS機能と電子コンパス機能から得た情報を使って、端末の位置と方向を特定。画面に表示されるカメラの映像の上に、駐車場名、所在地情報、現在地からの距離、満車・空車の状況などの情報を表示する。画面上で駐車場情報にタッチして選択すると、Google Mapと連動して現在地からの駐車場までのルートも案内してくれる。
サービスの利用は無料。アプリケーションは、iPhoneではApp Storeから、Android端末ではAndroid Marketからダウンロードできる。これまで拡張現実は、「面白い」ものではあってもどちらかというと実用性はあまり高くなかったが、今回のサービスは、拡張現実の面白さはそのままに利用すると便利なものに仕上がっているようだ。今後の拡張現実のあり方や目指す方向性を考える上で、1つのヒントになるサービスが始まったと考えられる。
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