インドの3Gとドイツの4G各周波数帯オークションについて(続報)
2010.05.06
Updated by WirelessWire News編集部 on May 6, 2010, 10:34 am JST
2010.05.06
Updated by WirelessWire News編集部 on May 6, 2010, 10:34 am JST
インドで継続中の3G向け周波数帯のオークションでは、入札開始から21日を経過した5月4日までに、入札金額が1074億9000万ルピー(1ルピー=2.09円として約2246億5410万円)に達したとインド通信情報技術省電気通信局(Department of Telecommunications)が発表している。入札開始時(350億ルピー)に比べて3倍になっている。入札はまだ終わっておらず、5日に再開された模様だ。
今回のオークションではインド全土が22の「サービス・エリア」に分けられているが、うち17エリアで各3スロット(周波数帯)、5エリアで4スロットが競売にかけられている。インドとしては、国内企業と外国企業のジョイントベンチャーなどが入札することで外資を獲得したいという思惑があるそうだ。9社が争っており、商用サービスは今年9月から可能とのことである。
一方、ドイツの4Gオークションのほうは開始から17日が経過した時点で入札金額が19億1000万ユーロ(1ユーロ=120.16円として約2295億円)に達した。こちらは欧州の4G周波数オークションのベンチマークになるとされており、コンサルティング会社は60億から80億ユーロに達すると予想している。この金額と現状の入札金額にはまだ相当のギャップがあるため、こちらのオークションも今後数週間は続く可能性がある。
【参照情報】
・India 3G auction price hits 107.49 billion rupees (total telecom)
・インドの3G携帯電話の最新状況 - ついに周波数オークション実施へ (ITpro)
・German spectrum auction gains €2.91bn after day 17 (total telecom)
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