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Tモバイル、42MbpsのHSPA+を展開か - 4Gをめぐる米通信事業各社の動き

2010.07.09

Updated by WirelessWire News編集部 on July 9, 2010, 14:10 pm JST

米市場第4位(契約者数)の携帯通信会社であるTモバイル(T-Mobile)は、現在25の地域でHSPA+のネットワークを展開中だが、競合他社が4G網の導入・展開を進めるなかで、自社回線の接続速度を倍増させることで、4Gでのリードを保ちたい考えだという。

TMoNewsによると、Tモバイルは2011年に自社HSPA+ネットワークを下り最大42Mbpsにアップグレードすることを検討しているという。同社の現行回線は下り最大21Mbps。このアップグレードを実施する場合には、基地局や端末の対応も必要となるとみられるが、それが新たにLTE等の4Gシステムを展開するよりも安価になるかどうかは不明という。

最大42MbpsのHSPA+システムの実現方法としては、1)MIMO対応の基地局、端末を投入する方法と、2)5MHz幅のキャリアを二つ束ねるマルチキャリアの方法がある。

Tモバイルでは、現在25の地域で展開しているHSPA+ネットワークのカバー範囲を今年中には100都市まで広げ、1億8500万人をカバーする計画を進めている。それに対し、第3位のスプリント・ネクステル(Sprint Nextel)は、自社のWiMAXネットワークを今年中に80都市で展開、1億2000万人をカバーしたい考え。また首位のベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless)は、11月からLTEネットワークを25〜30都市で展開、1億人をカバーする計画を明らかにしている。さらに第2位のAT&Tでは、自社のHSPA+ネットワークで今年中に2億5000万人をカバーし、さらに2011年にはLTEを展開する予定である。

日本国内では、イーモバイルが、7月6日に、今年10月より、マルチキャリアの方法で、最大42MbpsのHSPA+システムのサービスを開始すると発表している。

【参照情報】
T-Mobile Milking HSPA+ For All Its Worth? - TmoNews
Rumor Mill: T-Mobile punching up HSPA+ to 42 Mbps in 2011 - FierceWireless
イー・モバイルは最大42Mbpsの通信サービスを10月開始 - 日本経済新聞

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