ソフトバンク、ヤフードームのホークス戦でエリアワンセグを公開実験
2010.08.23
Updated by WirelessWire News編集部 on August 23, 2010, 10:20 am JST
2010.08.23
Updated by WirelessWire News編集部 on August 23, 2010, 10:20 am JST
ソフトバンクテレコムと福岡ソフトバンクホークスマーケティングは2010年8月20日、福岡Yahoo! JAPANドーム(ヤフードーム)のホークス戦でエリアを限定したワンセグの公開実験を行うと発表した。ホークス主催試合で、8月25日のオリックス・バファローズ戦、9月7日、8日、9日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で実施する。
エリアワンセグとは、特定の場所に視聴を限定したワンセグ配信サービスのこと。放送で使っていないチャンネルを利用して、小電力で送出するなどの手法を採る。イベントやスポーツの試合など、同じ目的で集まった顧客に効率的に情報を提供する手段として検討が進んでいる。両社は、2009年に電波伝搬特性の検証試験を行っている。それに次ぐ実験が今回に当たり、コンテンツを実際に配信して視聴アンケートを実施する。
視聴には、実験用に割り当てられた15チャンネルを利用。ワンセグ対応携帯電話で15チャンネルを選択すると、ヤフードーム内の映像/音声のほか、データ放送で試合経過や選手成績、他球場の経過などのオリジナルコンテンツが受信できる。また、試合中にツイッターで「つぶやきタカ!ボード」に投稿されたメッセージをワンセグの字幕として配信する実験も行う。効果の測定はデータ放送画面から携帯電話の通信機能を利用してアンケート調査を行ない、抽選で電子クーポンを配信する。
ソフトバンクテレコムは一連の実験を通して、エリアワンセグの効率的な情報配信サービスとしての実用化を目指すという。
【報道発表資料】
・福岡Yahoo! JAPANドームで公開実験「ホークス・エリア・ワンセグ」を実施
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