HTC、Android搭載の新型端末を発表 - 新UIやサービスの展開も
2010.09.16
Updated by WirelessWire News編集部 on September 16, 2010, 11:04 am JST
2010.09.16
Updated by WirelessWire News編集部 on September 16, 2010, 11:04 am JST
台湾のHTCは15日(現地時間)、ロンドンで開催した報道向け発表会で、同社の新型スマートフォン「Desire HD」と「Desire Z」、さらに「Sense.com」と名付けた独自サービスの展開を発表した。
新端末のうち、Desire HDはクアルコム(Qualcomm)製 の「Snapdragon」プロセッサー(1GHz)を採用し、4.3インチの大型液晶画面と800万画素のカメラを搭載、HSPA+とWi-Fiに対応するハイエンドモデル。同社の4G対応端末「Evo」のデザインを継承しており、米国ではスプリント・ネクステル(Sprint Nextel)から発売される。
いっぽう、Desired Zは同じくSnapdragonプロセッサー(800MHZzの)を採用、HSPA+とWi-Fiに対応し、スライド式のキーボードを備え、米市場ではTモバイル(T-Mobile USA)からの発売がすでに決定している。また英ボーダフォンでもHTCの新端末を複数の市場へ投入する意向を示している。
両機種には「HTC Sense」という新しいユーザーインターフェイスが採用され、高速のデータ通信や地図レンダリングが可能。また同社が10月から展開する新サービス「HTC Sense.com」を利用することで、リモートロックやデータバックアップ、端末を紛失した際の追跡や、端末内のデータ削除も可能になるという。
HTCは現在、世界のスマートフォン市場でサムスン(Samsung)と第4位の座をめぐって争っている。
HTCは6月に米国市場でAndroid OSを搭載するスマートフォン「Evo 4G」を投入していたが、スプリントの4G(WiMAX)ネットワークに対応する同携帯端末は高い人気を博し、発売後しばらく品切れ・品薄状態が続いていた。
【参照情報】
・HTC releases new Android phones, updates Sense UI - Fierce Wireless
・HTC unveils new smartphones, pushes into services - Reuters
・HTC Desire family portrait (video) - Engadget
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