米調査会社J.D.パワーズ（J.D. Power）が行ったスマートフォンの顧客満足度調査で、「iPhone」を擁するアップル（Apple）が4年連続で第1位となった。

iPhoneで大きな成功をおさめるアップルは、この調査で800ポイント（満点は1000ポイント）を獲得し、首位となった。また第2位には791ポイントのモトローラ（Motorola） 、第3位には781ポイントで初めて業界平均を超えたHTCと、いずれもAndroid搭載端末を主力とする2社がランクインした。なお今回の調査の平均点は754ポイントだった。

アップルは依然として首位を維持しているものの、2位以下との差は縮まっている。昨年の調査では、同社は2位のLG電子には11ポイント、3位のサムスン（Samsung）には19ポイントの差をそれぞれつけていた。

いっぽうで、「BlackBerry」を擁するカナダのリサーチ・イン・モーション（Reserch In Motion）は737ポイント、サムスンは735ポイント、HP傘下に入ったパーム（Palm）は726ポイント、ノキア（Nokia）は711ポイントだった。

なお今回の調査で、回答者のスマートフォンユーザーが重要視した項目は、操作性が26％、OSが24％、デザインが23％、機能が19％、バッテリー機能が8%となっている。

【参照情報】
・Apple leads smartphone satisfaction survey; Nokia comes in last - Fierce Wireless
・Ouch: Nokia Ranked Below Palm on J.D. Power's Smartphone Satisfaction Survey - All Things D (WSJ)
・J.D. Power ranks iPhone No. 1 in customer satisfaction - ComputerWorld