2010年度上半期、スマートフォンの出荷台数は前年同期比で2倍以上に伸び--MM総研調べ
2010.10.29
Updated by WirelessWire News編集部 on October 29, 2010, 10:20 am JST
2010.10.29
Updated by WirelessWire News編集部 on October 29, 2010, 10:20 am JST
MM総研は、2010年度の国内携帯電話出荷状況の調査結果を2010年10月26日に発表した。それによると、スマートフォンの出荷台数は前年同期比で2倍以上の223万台になり、シェアはアップルが5割を超して首位だった。
調査によると、携帯電話の総出荷台数は前年同期比12.3%増の1913万台。過去最低だったという2009年度上半期の1704万台から209万台増加し、回復傾向にある。その理由をMM総研では、スマートフォン市場の拡大と、au携帯電話の買い替え需要にあると分析する。
スマートフォンの出荷台数は前年同期の106万台から223万台になり、倍増以上の市場の成長を見せた。出荷台数は、携帯電話全出荷台数の11.7%に達した。シェアはアップル、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ、シャープの順となった。
auは2012年7月の周波数再編に向け、旧機種のトライバンド端末への買い替えを促進する施策を採っている。MM総研ではこの効果が、出荷台数増加に起因していると分析する。
同時に発表した2010年度上半期のメーカー別の出荷台数シェアは、シャープが半期別シェアで9期連続となる首位。シェアは22.7%(前年同期比2.0ポイント減)だった。以下、2位は富士通、3位はパナソニック モバイルコミュニケーションズ、4位がNECカシオモバイルコミュニケーションズ、5位は京セラとなった。Xperiaがヒットしたソニー・エリクソンは6位、アップルは7位だった。
【報道発表資料】
・2010年度上期国内携帯電話端末出荷概況
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