"How Android Is Taking Over"(「アンドロイド軍団がいかに世界を乗っ取りつつあるか」）という題名のインフォグラフィクスをGigaOMブログで見つけたので紹介したい。

一番上は、OS別の市場シェアで2009年Q2と2010年Q2を比較したもの。二番目の図は、スマートフォン（端末）の市場シェア。三段目左の図は、iPhoneとAndroidのアプリ比較（2010年7月のデータ）。「iPhoneユーザーに比べてAndroidユーザーの広告クリック率が81%も高い」というコメント入り。三段目右の図は、90日以内にスマートフォンの買換を検討する人のうちAndroidを好む人の割合の変化。四段目はAndroid端末の国別シェアで、この図では米国が約3/2と圧倒的だが、その次にすでに中国が付けているのも目を引く。最下段は、2010年と2014年のOSごとの販売台数予測（単位は100万台）。詳しくはリンク先のオリジナル（大きな画像）で確かめていただきたい。

各図の元になったデータ自体は、gartnerやchangewaveresearchなど調査会社各社が発表していたもの。今年前半までのものが多く、直近の市場の状況が反映されていない点には留意したいが、それでもこうした見通しのよい形でデータを見られることの価値は減じていないと思う。

【参照情報】
・Infographic: How Android Is Taking Over - GigaOM