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KDDI、携帯電話によるグローバルな金融サービス事業に参入

2010.12.14

Updated by WirelessWire News編集部 on December 14, 2010, 10:10 am JST

KDDIは2010年12月13日、携帯電話などを使ったグローバルな金融サービスの提供について発表した。全世界の通信キャリアに向けたグローバル送金・決済プラットフォーム事業を進めるために、金融ソリューションを手がける米Microfinance International(MFIC)と提携。第一弾として2011年1月から米国でサービスを開始する。

提携により、欧米の官民金融機関などと提携した実績のあるMFICの金融ノウハウとKDDIのキャリアとしてのノウハウを融合、共同で金融サービスのプラットフォーム提供に乗り出す。具体的には、KDDIとMFICがグローバル送金・決済プラットフォーム事業を共同で進めることに合意し、KDDIがMFICの優先株22.9%相当を第三者割当増資によって取得した。提携の成果として、米国のKDDIグループ子会社のLocus Telecommunicationsが2011年1月に、移民市場向けのプリペイド送金カードの販売と、サービス提供を始める。

通信と金融の融合が進む中、特に発展途上国では銀行口座を持たないユーザー層にも携帯電話が普及している。KDDIはその実情を、世界で銀行口座を持たない人口は25億人に上る一方で、その25億人中17億人は携帯電話を所有していると説明する。携帯電話を使った金融サービスを提供することで、発展途上国では国民の多くに金融サービスを提供することが可能になるというストーリーである。KDDIとMFICは共同で、こうしたグローバルな市場に金融サービス用のプラットフォームを提供し、新しいビジネスチャンスを開拓しようとしている。

既存の送金・決済事業の仕組み(例)
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MFICのプラットフォームによるグローバル送金・決済とKDDIの参画ポジション
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【報道発表資料】
グローバル送金・決済プラットフォーム事業への参入について

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