UQは50万契約突破、PHSは純減続く--2010年12月の携帯電話契約数
2011.01.12
Updated by WirelessWire News編集部 on January 12, 2011, 10:30 am JST
2011.01.12
Updated by WirelessWire News編集部 on January 12, 2011, 10:30 am JST
電気通信事業者協会(TCA)は2011年1月11日、2010年12月末の携帯電話・PHSの事業者別契約数を発表した。携帯電話の純増は引き続きiPhoneなどが好調のソフトバンクモバイルが32万を超えてトップ。UQコミュニケーションズは9万近い純増で、累計契約数を50万の大台に乗せた。
携帯電話の契約数は、11月比0.6%増の1億1706万900だった。純増数では、ソフトバンクモバイルが32万4900で12月もダントツ。NTTドコモの16万9600、KDDIの9万5400,イー・モバイルの7万1400と続く。12月24日にサービスが始まったNTTドコモのLTEサービス「Xi」(クロッシィ)は、12月末時点での契約数が1200だった。
PHSのウィルコムは、契約数が364万7800で、4万3500の純減となった。12月にはソフトバンクグループの一員として、月間500回までの10分以内の通話が無料になる「誰とでも定額」を全国に展開し、店頭キャンペーンなども実施したが、1カ月では下げ止まりにはつながらなかった。地域別で純増になったのは、100契約が増えた沖縄だけだった。
BWA(ブロードバンドワイヤレスアクセス)のUQコミュニケーションズは、12月単月で8万9200の純増。11月の6万1900の純増記録を抜く大きな純増を得た。累計の契約数は52万4400と、50万の大台に乗せた。UQコミュニケーションズは2011年3月までに80万契約という目標を立てているが、12月の純増ペースを保てれば、目標に近づくことができる。
【報道発表資料】
・2010年12月末現在 事業者別契約数
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