IPA、Android OSを標的にしたウイルスに注意を促す
2011.01.25
Updated by WirelessWire News編集部 on January 25, 2011, 10:30 am JST
2011.01.25
Updated by WirelessWire News編集部 on January 25, 2011, 10:30 am JST
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は2011年1月21日、Android OSを標的とした新しいウイルスが確認されていることを発表、注意を喚起した。Android OSとしては初めてのボット型ウイルスだという。
IPAによると、ボットの機能を持つ「Geinimi」(ゲイニミ)と呼ぶ新たなウイルスが2010年末以降に流通していることが明らかになったという。Geinimiは、中国を中心に感染が広まっているという。Androidマーケット以外のアプリ配布サイトで、正規のアプリに抱き合わせる形で配布されている。ウイルスに感染した端末を乗っ取って制御できる機能を備え、危険性は高い。
現時点までに国内での具体的な被害は確認されていない。しかしウイルスの被害を危険性は高く、注意を喚起するとともに「信頼できる場所から正規版アプリを入手」「『提供元不明アプリ設定』のチェックを外す」などの対策を示した。
【報道発表資料】
・Android OSを標的としたウイルスに関する注意喚起
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