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ノキア・シーメンス、サービス提供品質を個人ごとに変えるエンド・ツー・エンドのソリューション

2011.02.16

Updated by WirelessWire News編集部 on February 16, 2011, 06:55 am JST

ノキア・シーメンスのブースでは、顧客ごとにQoSを変えてサービスを提供するソリューションのデモを行っていた。現状のネットワークでは「5%のユーザーが8割の帯域を利用している」(説明員)が、QoSを顧客ごとに変えることで利用者にとっても事業者にとってもメリットが出ると説明する。

▼左がゴールドの顧客の通信状況で、上部に示したビデオのスループットが安定しているmwc0215_nsn001.jpg

具体的には、料金の違いなどによりサービスにランクを付ける。デモでは、高額な料金を支払う「ゴールド」顧客と、通常の料金の「シルバー」の顧客がある前提で、スループットの違いを実演した。ゴールドの顧客は、ビデオなど安定した帯域がほしいアプリケーションに対して、帯域を保障。帯域を保障しない、ゴールドの顧客のピア・ツー・ピア通信やシルバー顧客の通信はスループットが変動するが、ゴールドの顧客のビデオはスループットが確保されることを示した。

▼デモで使用したシステム。右のラックでQoSを制御するmwc0215_nsn002.jpg

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