エリクソンのブースでは、ダウンリンクが168Mbpsと超高速のHSPAのデモが行われていた。プロトタイプによるテストで、ケーブルを使った伝送ながら、160Mbpsを超えるスループットが得られることを体験できる。
デモでは16本のビデオを同時にダウンロードするほか、80Mbpsの高速でファイルをダウンロード。これらを合わせて160Mbpsを超える負荷をかけた。デモ装置では、16本のビデオがスムーズに流れつつ、高速のダウンロードが行われていることを実証。スピードメーターは165Mbpsを超える実測値を示していた。
▼右のスピードメーターは165.7Mbpsを指す
現在は技術研究段階で、84Mbpsの実用化の次のタイミングでの実用化を目指す。ドングルタイプの端末が2013年、ハイエンドのスマートフォンが2014年、普及型のスマートフォンへの搭載は2015年になるとのタイムテーブルを紹介した。
▼HSPA高速化のタイムテーブル
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