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ACCESS、ブラジル向けのワンセグ対応ブラウザーを展示

2011.02.18

Updated by WirelessWire News編集部 on February 18, 2011, 03:10 am JST

MWCのACCESSのブースでは、2月14日に発表したばかりのブラジルの地上デジタル放送のワンセグに向けた双方向対応ブラウザーの展示を行なっていた。ブラジル向けのサムスン電子の端末に搭載されるという。

▼左から電波を発して端末で受信するmwc0217_isdb001.jpg

ブースでは実際に電波を発射してテレビ画像とデータ放送を閲覧できることをデモしていた。スクリプトベースとのことで、少し動きに重さを感じるところもあるが、スマートフォンのタッチ操作でデータ放送を活用できることを示していた。

▼サッカーの選手名を表示するブラジルらしいデモmwc0217_isdb002.jpg

ブラジルでは、日本の地上デジタル放送の方式ISDB-Tを改良したブラジル版のISDB-TBを採用している。ただしデータ放送は日本のBMLとは異なり、ミドルウエアの「Ginga-NCL」を採用。今回、ACCESSは「NetFront Browser DTV Profile Ginga Edition」を開発し、ブラジルでのワンセグで、映像の視聴とデータ放送を使った双方向機能の提供を可能にした。ISDB-TBはブラジルのほか南米11カ国が導入を決めており、説明員は「ブラジルへの導入を機に各国への広がりに期待している」と語った。

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