Updated by 海部 美知 on February 19, 2011, 14:43 pm JST
海部 美知 michi_kaifu
ENOTECH Consulting代表。NTT米国法人、および米国通信事業者にて事業開発担当の後、経営コンサルタントとして独立。著書に『パラダイス鎖国』がある。現在、シリコン・バレー在住。 (ブログ)Tech Mom from Silicon Valley (英語版ブログ)Tech Mom Version E
現在、先進キャリアがLTEを導入し始めた段階だが、クアルコム・ブースでは、現在同社が提唱している次世代LTE Plusのコンセプトが展示されていた。
ピコセルの到達距離を拡大し、マイクロセルとピコセルの間でそれぞれの混雑状況を比較して空いているほうに効率的に接続を渡す仕組み。この方法により、少ない投資でネットワーク容量が倍程度に改善されると同社では見ている。このためには、端末を担う同社だけでなく、ネットワーク側のインテリジェンスが必要であり、そのための標準化を同社では推進している。
今回のもう一つの特徴である、「ネットワーク混雑対策」の大きな流れの一例である。世の中全体に「エコ」指向が高まり、自動車においても「スピード」よりも「燃費」が重要視される時代、ネットワークでもモバイル・ブロードバンドの「速度」を競うのではなく、「燃費」を競う時代がすぐそこまでやってきている。