移動電話機の出荷、スマートフォン効果で2010年12月も続伸
2011.02.09
Updated by WirelessWire News編集部 on February 9, 2011, 10:20 am JST
2011.02.09
Updated by WirelessWire News編集部 on February 9, 2011, 10:20 am JST
電子情報技術産業協会(JEITA)は2010年12月の移動電話国内出荷実績を発表した。12月の出荷実績は、290万6000台で前年同月比108.4%となり、2カ月連続で前年同月を上回った。
移動電話の出荷実績は、2010年4月〜12月の累計でも前年同期を上回る107.9%の数値となった。JEITAでは「市場でのスマートフォン人気の高まりが、移動電話の出荷にも良い影響を与えている」と分析している。2010年1月〜12月の暦年実績では、3327万8000台で前年同期比で106.3%となり、3年ぶりに暦年で前年の出荷実績を上回った。
個別に見ると、12月単月の携帯電話の出荷実績は276万台で、前年同月比106.1%となった。ワンセグ対応製品は236万9000台で前年同月比113.3%だった。出荷実績におけるワンセグ搭載率は85.8%で、2010年10月の65.6%を底に回復基調にある。PHSは14万6000台で前年同月比187.5%となり、5カ月連続の伸び。JEITAでは「新しい料金プランがユーザーに支持された」ことを続伸の理由と見ている。
▼2010年12月移動電話国内出荷実績
【報道発表資料】
・2010年12月移動電話国内出荷実績
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら